For Everest ちょっと世界のてっぺんまで

石川直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784898153178
ISBN 10 : 4898153178
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,139p

内容詳細

1月、高所順応のためエベレスト街道へ。2月、南極へ。3月、震災直後の被災地へ。そして5月、10年ぶりに世界一の頂へ。写真家・石川直樹は、歩き続けた…。半年間の足取り、その克明なドキュメント。

【著者紹介】
石川直樹 : 写真家。1977年東京生まれ。高校2年生のときにインド・ネパールへ一人旅に出る。2000年に北極から南極まで人力で踏破するPole to Poleプロジェクトに参加。翌2001年には、七大陸最高峰登頂に成功。その後も世界を絶えず歩き続けながら作品を発表している。その関心の対象は、人類学、民俗学など、幅広い領域に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あび さん

    石川さんの登山にかける想いが凄く良い。 << 安心出来る土地で、慣れた仕事を続け、気心の知れた友人たちと暮らすことは究極の幸せかもしれない。しかし、世界はもっともっと面白いことに溢れている。新しい世界を見ずして、僕は漫然と毎日を過ごしながら時間を消費したくない。 >>

  • カイエ さん

    2011年1月〜5月のブログの書籍化。特筆すべきは、エベレスト登頂のための下見(1月下旬から2月上旬)と本番(3月下旬〜)の間に南極へ行き(2月下旬から3月上旬)、南極から帰国した翌日に東日本大震災を経験、震災翌々日には紙おむつなどの物資を抱えて被災地入りしていること。このフットワークの軽さは、環境の悪い山での経験で培われたものなのでしょう。震災一か月後のエベレストベースキャンプでは隊のメンバーとシェルパたちが全員集まって黙祷、下山する日本人女性に募金を預けたとのこと。この年だけの特別な登山記でした。

  • kubottar さん

    多分自分はエベレストに登ることは一生ない・・と思ってるけど、人生は何が起こるかわからないので読んでみました。読み終わって一言「何でこんな辛い思いして登るんだ?」添付されてるエベレストの頂上から見る写真は確かに美しい。写真でこれなんだから、実際に見たらそれは死ぬ程美しいことだろう。しかし、死のリスクを背負ってまで登るコトは、今のところない。だからこそ、登山家には敬意を表する。

  • relaxopenenjoy さん

    当時のブログを書籍化。写真や地図が豊富でいい。巻頭の、エベレストアタックのスケジュールやその日の高度がめちゃくちゃリアルでおもしろい。高度順応の準備(ルクラへの飛行機が天候不良でずっと飛ばない)、一時帰国で震災、公募隊での本番(約2ヶ月をかけた登頂挑戦)まで。私はポカラ周辺でちょろっと一泊2日でトレッキングしたのと、カトマンズからのエベレストフライトで、お手軽にエベレストを空から眺めただけなので一緒にするなどおこがましいが、ネパールにまた行きたくなる!

  • takao さん

    ふむ

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人物・団体紹介

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石川直樹

1977年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年、『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞

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