マンガでわかる量子力学

石川憲二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784274067808
ISBN 10 : 4274067807
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
24cm,244p

内容詳細

魅力的で親しみやすいキャラクターによるマンガ、わかりやすい解説により、量子力学について学べる1冊。古くからの物質、原子、量子の捉え方の変遷から量子力学、そして最新の考え方までを解説。

【著者紹介】
川端潔 : 東京理科大学理学部物理学科名誉教授、理学博士、Ph.D.1940年、三重県生まれ。64年、京都大学理学部宇宙物理学科卒業。大学院博士課程の途中で米国に留学し、73年、ペンシルベニア州立大学大学院で天文学専攻の博士号(Ph.D.)を取得。その後、京都大学でも宇宙物理学で理学博士の学位を認められた。74年、コロンビア大学の研究員を経てNASAゴダード宇宙科学研究所の研究員となり約8年間勤務。82年から東京理科大学理学部物理学科助教授、90年から教授として後進の指導にあたっている。専門は宇宙物理学、特に観測的宇宙論と放射伝達理論

石川憲二 : 科学技術ジャーナリスト。1958年、東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経て、フリーランスの編集者&ライターに。書籍や雑誌記事の制作、小説およびコラムの執筆を行っているほか、20年以上にわたって多くの技術者や研究者に取材し、一般向けの解説原稿を書いている。扱ってきた科学技術領域は、電気、機械、航空・宇宙、デバイス、材料、化学、コンピュータ、システム、通信、ロボット、エネルギーなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nbhd さん

    難しいことはヌキにして、波動関数は「ψ(プサイ)」と表される。まぎれもなく、いま、この瞬間、僕は人生で初めて、「ψ」と打ち込んだ。大事なのは、こういうことだ。なんだよ関数って、y=2xとy=x²とかじゃねえのかよ、しかも1文字かよ!とか思いつつも、いま、「ψ」と打ち込むことに歓びがある。これっぽっちの高校数学&高校物理の知識があれば、この波動関数「ψ」はなんとか突破できそうな気もする。が、そこから拓ける「シュレーディンガー方程式」への道のりは果てしなく長い、ということがわかった。ΨψΨψΨ。

  • まさきち さん

    量子力学ができるまでの論争をまとめてあって、絵のわりにいい本。筋道がわかりやすい本が出るのはいいことだけど、参考文献に猫耳の量子論がはいってるのはいただけないかと。簡単にまとめているものを、参考にしていて内容が薄くなったりしないのかやや心配。

  • BluesGilimeno さん

    理解したいという著者の願いのおかげで、とてもわかりやすく解説されている。シュレディンガー方程式まで辿り着くための道筋が、しっかりと書かれている。電子のエネルギー準位は離散的であることが発見され、電子を波と考えることで、離散性が説明できる。3次元的な波の式を記述するのがシュレディンガー方程式だが、波動には無数の媒質が必要で、電子は媒質そのものではなく、媒質は電子の存在確率にそうとする。存在確率が波の形をしているということは、やっぱり想像し難く、シュレディンガーは生物にいってしまった。想像を絶する量子の世界。

  • TaiCo さん

    量子力学自体への理解は、「なんとなくわかった気がする」程度にとどまった。しかしこの本の面白いところは、古典物理学のはじまりから量子力学までの歴史を、各時代を代表する人物に焦点を当てて説明してる点にある。仮説と検証を繰り返しながら、知識のリレーが繋がる様子が非常に面白い。高校時代は科学の歴史的話題には全く興味を持てなかったが、当事者として研究経験を経た今は様々な視点から書かれた内容を噛みしめることができる。この様なものの見方ができるようになっただけでも、自分の学生期間には意味があったのかもしれないと思った。

  • aki さん

    電子の波とは電子が発見される確率のこと、ってイメージできない。頭が古典なのか。2009年の本なのに量子コンピューターの実用化は2020年と予測、それによって現在の暗号が役に立たなくなる、とまさしく今のことが言い当てられていて驚いた。

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石川憲二

ジャーナリスト、作家、編集者。1958年東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経てフリーランスのライター&編集者に。書籍や雑誌記事の制作および小説の執筆を行っているほか、30年以上にわたって企業や研究機関を取材し、技術やビジネスに関する解説記事を書き続けている(本データはこの書籍が刊行され

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