「ためし」から読む更級日記 漢文日記・土佐日記・蜻蛉日記からの展開 日記で読む日本史

石川久美子 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784653043447
ISBN 10 : 4653043442
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
211p;20

内容詳細

文学・歴史の境界を越えて「日記」という大きな枠組から見えてくる、『更級日記』の本質とは?漢文日記の「先例主義」と日記文学の「ためし」を連関させ、相互の共通性・相違性を明らかにしつつ、読解の視点を提示する。気鋭の若手研究者による、まったく新しい『更級日記』論。

目次 : 序章 『更級日記』へ(『土佐日記』―漢文日記を「ためし」にする/ 『蜻蛉日記』―人生の「ためし」として日記を書く)/ 第1章 紀行文へ(書き出しの読み/ 旅の日記 ほか)/ 第2章 登場する人々(継母/ 実母 ほか)/ 第3章 書き手の半生―「ためし」としての日記(物語と書き手/ 宮仕えと主婦 ほか)

【著者紹介】
石川久美子 : 1984年岡山県生まれ、東京都育ち。武蔵大学大学院博士後期課程修了。博士(人文学)。(独)日本学術振興会特別研究員DC2を経て、現在、目白大学非常勤講師、武蔵大学総合研究所研究員、国際日本文化研究センター共同研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • エリク さん

    古文で土佐日記をやったので、関連図書として読んでみました。更級日記とか比較的メジャーな古文の訳文とかが図書館になくて困ります💦

  • miyuki さん

    文学を史実との関係の中でどう読むかという問題に取り組んでいる本。対象が日記であることもあり、内容にも史実性が豊富にみられるわけだが、あくまでも文学作品なれば、その作家の文体、そして表現される共通の観念を理解しなければ本当に読んだとはいえないのだということを感じさせてくれる。冒頭紀行文部は『土佐日記』、半生を語る点では『蜻蛉日記』をそれぞれ「ためし」(先例)にしているという視点が提出され、そういう文体(スタイル)の史的展開を指摘しており、文学史的な発想がうかがえる。ただ論旨が散漫になっている部分も感じる。

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