詩の中の風景 くらしの中によみがえる

石垣りん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784829201459
ISBN 10 : 4829201452
フォーマット
出版社
発行年月
1992年10月
日本
追加情報
:
22cm,131p

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読書メーターレビュー

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  • niki さん

    図書館で本を借りる際は詩集も借りてしまう。物語に没頭した頭に詩はちょうどいい。 本書は雑誌の掲載を書籍化したもの。石垣りんが選んだ詩に、彼女が感じたことやその詩にまつわる思い出などが書かれている。 秋谷豊「クレパスに消えた女性隊員」に描かれている白水ミツ子さんを初めて知った。最期の叫ぶような弱い声「私ここで死ぬからぁ!」「あぶないからぁー、もういいよぉー」。 金子光晴「森の若葉」の「生まれたからはのびずばなるまい」にぎくりとする。 大関松三郎「虫けら」、清岡卓行「上野」、藤原定「あの言葉」も良かったなぁ。

  • mtm さん

    いい詩、すばらしい詩、おもしろい詩、たっくさん読めます。 私がすごくいいなと思ったのは山本沖子さんの『朝のいのり』。 中学生の娘が朝出かける際の見送る母親のいのりの詩です。 ぜひぜひ一度読んでください、世の中のお母さんたち。

  • tu-ta さん

    偶然なんだけど5年後に再読。杉山平一さんの「退屈」によせられたエッセイ 目のウロコ ここに引用されているもうひとつの詩 生 ものをとりに部屋に入って 何をとりにきたか忘れて もどることがある もどる途中でハタと 思い出すことがあるが そのときはすばらしい 身体がさきにこの世に出てきてしまったのである その用事は何であったか いつの日か思い当たるときのある人は 幸福である 思い出せぬまま 僕はすごすごあの世へ戻る 59p

  • チェリ さん

    いろんな時代のくらしがよみがえる。小説みたいに多くのことばはないけれど、詩だからこそ伝わる感動があると思う。

  • tu-ta さん

    すごくいい本だと思う。メモ書いてる。

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人物・団体紹介

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石垣りん

1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』

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