ひろしま

石内都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087804829
ISBN 10 : 4087804828
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
22cm,78p

内容詳細

花柄のワンピース、水玉のブラウス、テーラーメイドの背広、壊れたメガネ…。写真家・石内都が被爆遺品を撮影した写真集。美しいから辛い、可憐だからむごい。石内の写真に、広島の心模様が残っている。

【著者紹介】
石内都 : 1947年生まれ。木村伊兵衛写真賞、東川賞国内作家賞、日本写真協会賞作家賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺 さん

    読友しかちゃんのレビューにそそられ早速拝見。被爆者の遺品写真集。基本的に衣類が大半である。これもまたもの言わぬ生き証人である。子供のものなどを見るとやはり胸が痛い。何でこんな目に合わねばならぬのか?。熱かっただろうに。痛かっただろうに。苦しかっただろうに。表紙を見て頂ければわかるだろうが、モノクロでしか知らぬ戦前戦中に、カラフルな世界があった事が焼け焦げの向こうに見える。このカラフルが灼熱の光と炎と黒い雨にかき消されたのだ。好戦的な女性が防衛大臣になった今、私は静かに目を光らせようと思う。合掌。瞑目。

  • あじ さん

    広島平和記念資料館には約1万9千点にも及ぶ、被爆した方々の遺品と品物が保管されている。その中から特に肌に近い部分で、身につけていた物を掲載。一枚一枚眺めていると、服や物に宿る残留思念が私に呼びかけてくる。どんな思いで身に付けていたのだろう。皆がモンペだった訳ではなく小花を散りばめた洋服も多い。娘の遺体は手元に戻らなかったが、着用していた服だけは橋にしがみつき母のお迎えを待っていた…それは手で持ち上げると、はらはらと灰になって消えてしまいそうだ。原爆に焼かれた品々は、持ち主に代わり恒久に原水爆禁止を訴える。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    原爆犠牲者の遺品の写真集。この残された遺品を眺めているだけで、いろんな思いを感じ、胸がいっぱいになってしまう。この写真はいつまでも残っている、忘れてはいけない・・。

  • かおりんご さん

    写真集。1945年8月6日、広島で被爆された人たちの遺品が写真におさめられている。ひとつひとつの写真には、詳しい説明はないけれど、あの時代を生きた人たちが、なんだか目の前に浮かび上がってくる。もんぺやセーラー服の下に、お気に入りの花柄のブラウスを着た少女がいたかもしれない。家の中では、自由におしゃれを楽しむ女性がいたかもしれない。戦争さえなければ・・・と、思ってしまう遺品の数々。必見です。

  • neimu さん

    お話のピースウォークと一緒に読んで欲しい

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人物・団体紹介

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石内都

写真家。群馬県桐生市生まれ、神奈川県横須賀市で育つ。初期三部作“絶唱、横須賀ストーリー”“Apartment”“連夜の街”で街の空気、気配、記憶を捉えた鮮烈な作品を発表。“Apartment”で女性写真家として初めて第4回木村伊兵衛写真賞を受賞。2013年紫綬褒章受章。2014年には「写真界のノーベ

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