いつも夢をみていた よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし 河出文庫

石井好子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417646
ISBN 10 : 4309417647
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;15

内容詳細

華やかな家柄と仕事、豊富な海外経験と、あたたかな料理エッセイ―その恵まれたイメージの背後には、挫折を乗り越え自ら人生を切り拓いた女性の姿があった。戦中のくらしから、不幸な結婚、離婚。単身パリのキャバレーで歌った日々、秘めた恋、事務所の倒産、最愛の人たちの死。甘さも苦さも引き受けて深く人生を謳歌する―現代の女性をも勇気づける自叙伝。

目次 : 石井家のお宝お嬢ちゃん/ 戦争下でのうす曇りの青春/ さあ、夢をみましょう―不幸な結婚生活/ アメリカでの第二の青春/ 武者修業はパリで/ パリでの出会いと友情/ 雷の一撃のように、突然恋に落ちて/ 仕事に忙しい妻と書斎派の夫との結婚生活/ 石井音楽事務所の盛衰/ 絶大なる味方だった夫と父の死/ 歌は私の神様/ 気ままで楽しい付録人生/ 明日かがやく陽を浴びつ

【著者紹介】
石井好子 : 1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。2010年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほほほ さん

    シャンソン歌手石井好子さんの自叙伝。ご本人が書かれたものではなく、インタビューによって聞き書きされたもの。石井さんの文章はいつもとても読みやすく引き込まれるのですが、聞き書きの語り口調でもそれは同じで、あっという間に読み終えました。華やかで強く明るく朗らかなお嬢様というイメージでしたが、2010年に亡くなられた後に刊行された「女ひとりの巴里ぐらし」やその他のエッセイを読んで初めて石井さんの暗い部分を知り始め、そしてその中でもこの本は一番胸がつまるお話が多かったです。知れば知るほど石井さんを好きになります。

  • あんこ さん

    恥ずかしながら一度読んだエッセイの印象が強く、「オムレツの人」と覚えていた石井さん。カワカミさんの解説があったので手に取りました。明け透けなく、愉快な人だったんだろう。文章のところどころに勝気なところも垣間見えました。生まれは去ることながら、交友関係も驚く程に豊かで華やか。嫉妬の対象となりかねない人生録ですが、このエッセイには一人の人間としてがむしゃらに生きていた、という力強さと明るさだけではないほの暗さも描かれていました。

  • Inzaghico さん

    自著だと華やかな部分が前面に出ていたが、聞き書きだと離婚や再婚時の葛藤、事務所運営の苦労などがはっきりと語られていて、別の面が見えてくる。初婚のときの苦労話は目を覆いたくなる。知り合いのコメディアンに「佐藤愛子とお前ほど哀れなやつはいない」と言われたエピソードが出てくるが、佐藤愛子も石井好子も女傑、という言葉が似合う。佐藤愛子はしゃかりきになって働いて夫の借金を返したし。

  • あーちゃん さん

    聞き書きの自叙伝ということで、直接石井好子さんに話しかけられているような本だ。生きた時代も環境も過ごした場所も違うから、エッセイなのに小説のようでもあり、とても遠くに連れて行ってもらった気分になった。誰の人生も必死でままならない部分があるものだなあ。

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