43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

石井光太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575313239
ISBN 10 : 4575313238
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
291p;20

内容詳細

2015年2月20日、神奈川県川崎市の多摩川河川敷で13歳の少年の全裸遺体が発見された。事件から1週間、逮捕されたのは17歳と18歳の未成年3人。彼らがたった1時間のうちに、カッターの刃が折れてもなお少年を切り付け負わせた傷は、全身43カ所に及ぶ。そこにあったあまりに理不尽な殺意、そして逡巡。立ち止まることもできずに少年たちは、なぜ地獄へと向かったのだろうか――。著者初の少年事件ルポルタージュ。

■インターネットを中心に巻き起こった「犯人捜し」の狂騒
■河川敷を訪れた1万人近くの献花の人々の「善意」
■同じグループで「居場所」を共有していた友人たちの証言
■遺族の「涸れることのない涙」――浮かび上がる慟哭の瞬間

「遼太君、君はあの夜、血だらけになった体で闇の中を這い、どこへ向かおうとしていたのだろうか」

【著者プロフィール】
石井光太
1977年、東京都生まれ。国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材、執筆活動をおこなう。著書に『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『遺体』『浮浪児1945-』(新潮文庫)、『感染宣告』(講談社文庫)、『物乞う仏陀』『アジアにこぼれた涙』(文春文庫)など多数。事件ルポとして虐待事件を扱った『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』(新潮社)がある。

【著者紹介】
石井光太 : 1977年、東京都生まれ。国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材、執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sea&pink(しーぴん) さん

    血を失った少年が、全裸で2月の未明の川辺を必死に這った「23.5m」。「43回」というのは、3人が寄ってたかって少年に切りつけた回数。この具体的な数字を刻みつける。被害者・加害者について克明に描く。土地、人種差別から糾弾する人達は他人事と安心したいからか。遼太を悼み全国から集う人達は自分の内心を投影する。この本は被害者父親に密着しているのが特徴。吐露される決意。そこまで言っていいのか、でもそうでなければやりきれない。「更生ありき」の出来レース裁判。少年刑務所への収容で善人に変わるというのは何の根拠もない。

  • Noriko D さん

    このような事件は二度と起きてほしくない。著者の意図「事件ルポを世に出す意義は、起きた出来事を細部まで見つめ直すことで、再発防止のための社会の教訓にすること」に繋がることを期待する。

  • タカユキ さん

    彼の死を無駄にしてはならない。2015年2月20日未明、上村遼太君は3人の少年によって43回も刺され裸で川を泳がされ殺害される。凍える身体と朦朧とした意識の中で23. 5メートルを這って生きようとした。ネットで個人情報まで晒されて反響の大きかった事件。入念な取材の基に語られる真実はネットの情報が、無責任なものなのか思い知らされる。犯人に同情の余地はないが関与した人物の育った環境などを知ると単純に解決できない奥深さがある。更正ありきの少年法、被害者を救う事が出来ない法体制等。ただ被害者のご冥福をお祈りします

  • fwhd8325 さん

    石井光太さんだから読みたいとも、ダメージが強くて読みたくないとも思います。この事件が報道されたとき、かなりの衝撃だったけど、見えなかったのが、被害者の少年の背景です。石井さんの著書は、そうした疑問を明らかにしてくれました。そして、思った通りダメージは強いです。加害者たちの心理は全くわからない。現実の世界をバーチャルな世界と錯覚しているようにしか思えない行動、言動にはうんざり。そして、彼らは時間が経てば、社会復帰するのだ。

  • 真澄 さん

    家庭内環境より外部の人間関係に子供は影響される、とある本に書いていたがその最悪なケースが遼太君の事件だったのではないかな。遼太くんのご冥福をお祈りいたします。

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石井光太

1977年東京生まれ。国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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