本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式

石井光太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163911038
ISBN 10 : 4163911030
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;22

内容詳細

日本は国民の7人に1人が貧困層。君たちが幸せをつかむために今知るべきこと。最底辺のリアルから始まる「新しい世界」のかたち。人生への向き合い方が「180度変わる」感動の講座。

目次 : 第1講 すぐそこにある貧困/ 第2講 途上国のスラムで生きる/ 第3講 底辺に落ちた子供たち/ 第4講 学校じゃ教えないセックスの話/ 第5講 貧困と少年犯罪/ 第6講 格差を越えて、未来をつくる

【著者紹介】
石井光太 : 1977年東京生まれ。作家。国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材・執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zero1 さん

    貧困は自己責任?何故、貧困が悪循環に繋がるのかを17歳向けに述べた本。自己否定が【心のガン】と著者は訴える。進学できず貧困が次の世代に継承される。だが救いはある。無料塾やこども食堂、【頼れる大人】による活動も紹介。人身売買や売春、違法薬物や各国のスラム、貧困ビジネスなどシビアな現実も描かれている。【「無関心」という核ミサイル】は心に刻みたい。凡人でも世界は変えられる。【当事者パワー】は偉大。間違いなく今年のベスト本候補。多くの人に読んで欲しい。

  • けんとまん1007 さん

    高校生向けに講義形式で書かれた本。貧困という言葉から連想することは、人の数だけ違うと思う。通して読んで、貧困から連想することが、広がった。それぞれの国・地域の状況によっても違うし、時代とともに変化もしていく。ただ言えることは、連鎖する可能性が強いということ。まさしく、負のスパイラル。今のこの国でも、おそらく、拡大しているのだと想像する。しかも、それを固定化する方向に向かっているのは、何故なのか。

  • ずっきん さん

    YA 柔らかな語り口で、日本や欧米の客が「わあ、ハンバーガーセットより安い♪」と小学生くらいのカンボジア少女を買春する話までガッツリ。少年兵、オレオレ詐欺加害者の言い分。貧困を放置した社会はしっぺ返しを食うと。

  • さぜん さん

    17歳の若者向けて石井さんが語る貧困のお話。年代は関係なく誰もが知らねばならぬ現実だと思う。貧困が生み出す自己否定感が様々な問題を引き起こす。貧困でなくても自己肯定感を持ち続けることは難しい。心の豊かさをどう育てるか。未来は若者にしか作れない。まずは知ること。関心を持つこと。大人も子供も誰もが。

  • breguet4194q さん

    最下層の生き方を知って、自分の生き方を見直す。自分に何ができるのか、改めて考えさせられました。

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人物・団体紹介

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石井光太

1977年東京都生まれ。教育現場をはじめ、国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材・執筆活動を行うノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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