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鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ 実業之日本社文庫

知念実希人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559421
ISBN 10 : 4408559423
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

容疑者は、天久大鷲。
天医会、最大の危機!

鷹央の天敵にして、天医会総合病院の院長、天久大鷲。
彼が手術を執刀した都議会議員が「このままでは、自分は殺される!」と大鷲を告発し、警察に助けを求めた。
まさかの状況に混乱する小鳥遊たちだったが、やがて事態は殺人事件へと発展し、病院の存続がかかる最悪の事態に。
果たして、鷹央は叔父の容疑を晴らし、病院に平穏を取り戻せるのか。
現役医師が描く本格医療ミステリー!

【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はにこ

    ドラマ化されてから、鷹央が環奈ちゃんで脳内再生されるんだが。もちろん大鷲はギバちゃん。そんな大鷲が今回は容疑者に。これまで小説では決して出番が多くなかった。それでも鷹央の天敵なのは理解していた。大鷲がちゃんと医師としての矜持を持って、彼なりの思いで姪を見守ってきたんだと初めてわかった。こんな如何わしい医療は、健全な状態なら信じないけど、藁をもつかむ気持ちの人をだますなんてひどすぎるね。。

  • ちょぴん

    今回は天久大鷲が重要な役割を果たすわけですが、そのせいかどうもいつものような盛り上がりがなかったですね。タカタカコンビと鴻ノ池さんの軽妙なやり取りが少なかったのも一因でしょうか。終盤、鷹央の「分かったぞ!」から始まる解決編はスピーディーで良かったです。八千代が首を裂かれた理由とか、ちゃんと筋が通ってるなと思いました。でも、今回も自力では真相にたどり着けませんでした。読者で分かった人いるのかな。エピローグ、いずれ大鷲がタカタカコンビをくっつけるのかなと思いますが、まだまだ先ですかね。

  • 星野流人

    今回のエピソードは、容疑者・天久大鷲の冤罪事件。鷹央とは方針の違いでぶつかることの多かった大鷲ですが、医療を心から考える姿勢は鷹央と同じ。外科医として執刀する姿など、大鷲の今まで見られなかった一面が見られて良かったです。今回のテーマでもある代替医療に関しては、医者側からすると色々思うところもあるのか、鷹央の発言も結構苛烈でしたね。しかし精神的に参っているところを付け込まれると……という感覚はよく分かる。詐欺師(?)こと杠さんが、詐欺師なのに振る舞いがいちいちカッコよくてなんなんだ。嫌いじゃない

  • きくりん

    天久鷹央の叔父にして、天医会総合病院の院長、天久大鷲。 彼が執刀した都議会議員が「このままでは、自分は殺される!」と大鷲を告発し、警察に助けを求めた。 まさかの状況に混乱する小鳥遊たちだったが、やがて事態は殺人事件へと発展し、病院の存続がかかる最悪の事態に。 果たして、鷹央は叔父の容疑を晴らし、病院に平穏を取り戻せるのか。(宣伝文より引用) というわけで、天久鷹央VS魔法の民間療法。と言っては少し大袈裟になってしまうかもしれませんが、地域医療の闇の部分を浮き彫りにさせる内容で、興味深い内容でした。

  • hiro

    『猛毒のプリズン』から続けて読んだ。いつまでたっても“一年数ヶ月”は変わらないが、容疑者が鷹央から院長の天久大鷲へと変わり、謎解きの合間の漫才はタカタカペアからタカノイケトリオに変わりそうなどもあって、いつも以上に楽しめた。謎解きの方も、奇妙な鏡だらけのクリニックの中で起きた殺人事件に、あやしい詐欺医療の謎を暴くなどこれらの結末を早く知りたくなり、後半はいつも以上一気読みだった。結末はドラマとは違っており、ミステリとしては原作の方が好みだったが、是非同じキャストで再度ドラマ化を期待したい。

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