甦る殺人者 天久鷹央の推理カルテ 完全版 実業之日本社文庫

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408558608
ISBN 10 : 4408558605
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
320p;16

内容詳細

都内で起きた連続殺人事件。だがDNA鑑定の結果、容疑者に浮上したのは4年前に死亡した男だった。書き下ろし掌編収録の完全版!

【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    都内近郊で若い女性が次々と首を絞められて惨殺される連続殺人事件。しかし現場に残された血痕から四年前に死んだ男が、容疑者として割り出されるメディカルミステリ。次第にエスカレートする犯行に、現場に残された殺人鬼からの声明文。DNA鑑定から割り出された容疑者はかつて鷹央が死亡診断を下した男で、死者を生き返らせる新興宗教にハマる母の存在。果たしてシリアルキラーは誰なのか、今回は予想もしないどうにも後味が悪い結末で、鷹央が吐露した意外な心情が印象的でしたけど、傍らで支えてくれる小鳥先生がいればきっと大丈夫ですよね。

  • kosmos さん

    女性が次々と考察される連続殺人事件が発生。犯人が現場に残したDNAはもうすでに死んでいる男のもので、4年前にその男の死亡宣告をしたのは鷹央だった。警察と度々対立しながらも、鷹央たちは事件の真相を追う。続きが気になって一気読みした。いつもマイペースに周りを振り回す鷹央が、後半に感情的になっていたのが印象的だった。

  • もっぱら有隣堂と啓文堂 さん

    天久鷹央シリーズの完全新作3作&完全版13作を実業之日本社文庫が7か月間連続刊行する1月配本第4弾の2冊め。時点は密室事件から三月後なので出会いから11か月ほどか。時系列では8番目。書き下ろし掌編「鷹央の恋人?」付き。「幻影の手術室」は最高傑作としてもそれに並ぶ傑作では?医学的な謎解きは種明かしされないと分からないのはいつもどおりだが、容疑者は死んでいたはずなのに死んではいなかったとか訳が分からないし、解法の想像さえつかない。ほう、なるほどそうかと放心するのみ。こんなトリックをよく考え付くなあ。すごいわー

  • OHNO Hiroshi さん

    バニシングツイン。できえれば被害者が少なければもっとよいのだけれども。

  • sou1030 さん

    犯人は途中で分かっていたが、やっぱりトリックは医療の知識がないと分からない。けど相変わらず面白い。最近、知念実希人さんばかり読んでいる。

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本デー

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