生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版 実業之日本社文庫

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408558806
ISBN 10 : 440855880X
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
追加情報
:
338p;15

内容詳細

多発する臓器強奪事件。いったい誰が、何の目的で? 死者の意志を踏み躙る凶行に天久鷹央が挑む。書き下ろし掌編収録の完全版。

【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され奪われた臓器。さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生するメディカルミステリ。心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者たちの遺志。いったい誰が、何の目的で臓器の強奪に走るのか。調査の過程で明らかになってゆく真相と結末。その裏にあったもう一つの隠された思惑があって、そのあまりにも独善的な発想には呆れましたけど、悪質な手口をを見過ごさずに暴いて、それをきっちり逮捕にまで繋げてみせた鷹央たちは流石でした。

  • もっぱら有隣堂と啓文堂 さん

    天久鷹央シリーズの完全新作3作&完全版13作を実業之日本社文庫が7か月間連続刊行する4月配本第7弾の2冊め。時系列では「羅針盤の殺意」、「吸血鬼の原罪」の両新作に挟まれた14番目。今回は臓器移植が大きなテーマ。連続臓器強奪事件の犯人とその目的は何か。遺伝と宗教がキーになる。宗教のほうは何となく想像がついたが、遺伝のほうは毎度のことで想像さえもつかない。書き下ろし掌編は「生命の摂食者」。舞が企画した事件解決後の統括診断部もつ鍋パーティー。具材を題材に舞が解剖学の知識を問われる。小鳥は日頃の鬱憤を存分に晴らす

  • りゅうのすけ さん

    臓器移植に関することがテーマでした。今回はメインの3人なカラミが多くて面白かったです。しかしこの3人のキャラは独特でいいですね。その他登場するバイプレーヤーも個性的です。

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞(本デー

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