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ISBN 10 : 4480437274
Content Description
この少女は不言を金科玉条とし、「お話をかくひと」を夢見た―澁澤龍彦の最初の夫人であり、アナイス・ニンやルイス・キャロルのすぐれた紹介者であり、孤高の感性としなやかな知性の持ち主であった矢川澄子。その作品にさまざまな角度から光を当て、幼い日々、思い出の人々、高原暮らし、少女‐反少女論、文学論などのテーマで織り上げる。密やかに、けれども強く輝く珠玉のアンソロジー。
目次 : 第1章 あの頃/ 第2章 存在の世界地図/ 第3章 高原の一隅から/ 第4章 不滅の少女/ 第5章 卯歳の娘たち/ 第6章 兎穴の彼方に
【著者紹介】
矢川澄子 : 1930‐2002年、東京生まれ。作家・詩人・翻訳家。東京女子大学英文科を卒業後、学習院大学独文科在学中に同人誌『未定』に参加。59年、仏文学者で作家の澁澤龍彦と結婚し、仕事の協力者として活躍するが68年に離婚。以後も文学活動に従事。小説・詩集など多数
早川茉莉 : 編集者、『すみれノオト』発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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