せいくんとねこ おはなしえほんシリーズ

矢崎節夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577032558
ISBN 10 : 4577032554
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27cm,28p

内容詳細

ある日、ねこが言いました。「せいくんに食べられるより、ねこに食べられるほうが、魚は幸せだと思うな」。魚が食べたいねこと、魚を食べられたくないせいくんとのやりとりが、おかしな味わいをかもしだす絵本。

【著者紹介】
矢崎節夫 : 東京都に生まれる。童話集『ほしとそらのしたで』(フレーベル館)で第12回赤い鳥文学賞受賞。『童謡詩人金子みすゞの生涯』(JULA出版局)で第17回日本児童文学学会賞受賞

長新太 : 東京都に生まれる。国際アンデルセン賞国内賞受賞。『トリとボク』(あかね書房)『ヘンテコどうぶつ日記』(理論社)で路傍の石幼年文学賞受賞。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • つくよみ さん

    図書館本:せいくんが食べようとした魚を、狙っていた隣のねこ。あわててそれを止めたせいくんに対して、ねこは「せいくんに たべられるより ねこに たべられるほうが さかなは しあわせだと おもうな。」と言い切る。その真意は?その言葉に納得させられそうになるものの、自分も食べた魚の事を思い出すことがあると、反論するせいくん。ねこと少年のシュールなやりとりに、青、緑、黄色系で描かれたシュールな絵。独特の存在感を持つ作品だった。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    魚は、ネコに食べられたほうが幸せなのか、人間に食べられた方が幸せなのか、妙な問答のお話です。 どちらの言い分もおかしな気がするのですが、双方の折り合いのつけかたもユニークです。 不思議な感覚のお話です。 長新太さんらしいナンセンス絵本です。

  • たまきら さん

    きっと、猫が身近な人が描いているに違いない…とにやり。膝からびっくりするほどかわいい目で見上げてきて、ほしいものをもらうとさっといなくなる…。そんな経験をしているに違いない。読み友さんから。

  • ほんわか・かめ さん

    せいくんの魚が食べたい猫。猫に食べられたほうが魚も幸せに違いないと主張します。さて、魚はどちらに食べられたほうが幸せなのでしょうか。そんな問答が繰り返されます。たくさんの物を食す私たち。果たして食べられた側が幸せを感じられるような生き方をしているでしょうか。〈2006/フレーベル館〉

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく  さん

    食育に通じるおはなしと感じるように深いおはなしです。せいくんの魚を猫がただ食べたいがために理屈を並べているようですが、「ネコが魚を食べると、食べられた魚はお腹に入ってネコになるんだ。せいくんに食べられた魚は…」そう、食べたものはみんなその人(ネコも)になるんだよね。ラストはせいくんの優しさでねこにあたったのは…。

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人物・団体紹介

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矢崎節夫

1947年東京生まれ。童謡詩人佐藤義美、まど・みちおに師事し、童謡・童話の世界で活躍。1981年刊行の『ほしとそらのしたで』(フレーベル館)で、翌年に第12回赤い鳥文学賞を受賞。童謡詩人金子みすゞの遺稿を発掘し『金子みすゞ全集』(JULA出版局)を編集、以後その作品集の出版に携わる。山口県長門市にあ

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