安心して、死ぬために 幸福なまま、旅立ちたいと思っているあなたへ

矢作直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594083502
ISBN 10 : 4594083501
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

人生は苦しいこともあれば、大変なこともあります。
でも、最期のとき、「幸せな人生だった」と思うことができれば、それは悔いのない人生だったということになります。
超長寿社会のなかで、置き忘れられているのは、どう長生きするのかの先にある、どう安心して旅立っていけるかです。
本書には、幸福なまま旅だっていける、大事な心得が満載されてます。最期はお世話になるかもしれない終末期医療の問題点も指摘され、対策も書かれています。是非、一読して下さい!


目次
第一章 命は、終わらない
・知らないことを、無いものにしない
・あの世で決めたテーマを学びに、この世に来る
・魂(運転手)は、最適な身体(車)を選んでくる

第二章 感謝上手は、死に上手
・心配すると、それが現実となる
・目の前のヒト・モノ・コトすべてに感謝する
・身体に感謝する
・感謝の気持ちを育てる
                ・・・etc.

第三章 みんな死ぬときは、ひとりです
・あの世から迎えに来る人、待っている人
・お互い様、おかげ様の気持ちを持つ
・ひとりで立派に旅立つ〜母の場合
・「孤独死はかわいそう」の風潮にまどわされない
・・・etc.


第四章 お迎えが来るその日まで、精いっぱい楽しむ
・目の前のことに夢中になる
・「努力」「一所懸命」を目的にしない
・中今に生きた縄文人
・もう一度、童心にもどる
・・・etc.

第五章 「死に上手」になるための準備
・ピンピンコロリと逝くために
・家族がいてもいなくても、リビングウィルを作っておく
・在宅医療をしてくれる、かかりつけ医を見つける
・墓は必ずしもいらない
・・・etc.

第六章 今の医療で「死に上手」になるために
・医療はほどほどに使う、という提案
・病院は平穏死をさせてくれない所だと、覚えておく
・突然倒れてしまったら
・延命治療とは、どんな治療か知っておく
・・・etc.

第七章 「死ぬこと」は自然にまかせて
・食べられなくなったら、お迎えのサイン
・どんな死に方でも、心配いらない
・寿命を知っていたら、どう生きる?
・「死ぬこと」は心配いらない 

・・・etc.

おわりに

【著者紹介】
矢作直樹 : 1956年、横浜生まれ。1981年、金沢大学医学部を卒業後、麻酔科、救急・集中治療、内科の臨床医として勤務しながら、医療機器の開発に携わる。1999年、東京大学工学部精密機械工学科の教授に。2001年に同大医学部救急医学分野教授、同大病院救急部・集中治療部部長。2016年3月、任期満了退官。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • reo さん

    人はみんな死ぬ。今生きている僕たちは「死ぬこと」を特別なこと、不幸なことと思ってしまってるという。”魂”や”テレパシー”の話もあるが「それは科学で証明されてないでしょう」と人はいう。武田邦彦先生の説によると、鰯の群れが大きい敵が近づいてくると形を変えたり、ヌーの群れの川渡など、どちらも明快なリーダーは居ない。群れの中心にいるものと外側にいるものとの連絡は、科学的には証明されてないがテレパシーで取っているとしか思えないらしい。人が宇宙の神羅万象を全て知ってる訳ではあるまい。体は借り物!中今を楽しく生きよう。

  • さばずし2487398 さん

    元東大病院救急部の医師から語られるのは自宅で安らかに死ぬ事、老衰で自ら食べられない時はお迎えの時なので無理に食べさすのは本人に酷な事、孤独死は哀れな事では無い事など、医療との関わりを極力無くして精神性を尊重するという提案。 死は元いた場所へ戻るだけ。それまで神から預かった乗り物(肉体)を大切に。そもそも医療にお世話にならない予防の意識を持ち、将来を気にしない『中今』で生きれば大丈夫。とても肩の力が抜けて、本来の魂から見た死に方を考えさせられる。

  • 明日は晴れ さん

    著者の本は4冊目。基本的な考え方は4冊とも同じ。ある意味、常識は作られたもので、時代によって変わったりする。しかし、著者の普遍的な考えは常識をも覆す。それも押し付けがましくないのがまた良い。いつか再読だな。

  • Go Extreme さん

    悪魔の証明:無いことの証明 釈迦:この世の苦しみ→無常=無知・真理に暗い 真理:森羅万象は常に流動変化 人生は旅:目的は魂の成長←自分で決めた寿命やテーマ 病気にならない秘訣≒病気を考えない 身体に感謝・労わる すべては練習と習慣 中今を生きる:目の前のことに夢中になる 今日も朝起きて仕事ができた・ありがたい 中今を生きていない大人:過去・将来に悩む 日々の動作意識化→仏教の修行→感謝を乗せる 今に感謝→その瞬間を生きる→続きに死があるだけ 寿命が来るその日まで中今を生きていく お迎えが来るまで今を楽しむ

  • 神谷孝信 さん

    いつもながら著者の本は指針となります。4

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