実話怪事記 憑き髪 竹書房怪談文庫

真白圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801920828
ISBN 10 : 4801920829
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
真白圭 ,  
追加情報
:
224p;15

内容詳細

緻密な取材で集めた不可思議な恐怖を、丹念に描き尽くす真白圭の実話怪事記シリーズ最新作!旅先で廃墟を訪れてから体調を崩して…自分だけに降りかかる無慈悲な怪異「幽体離脱」、パーティー会場となった台湾の屋敷で遭遇する怪奇現象の数々「迷い家」、アパート中に響く居るはずのない犬の声。同居人の陰惨な過去に意外な原因が…「犬鳴き」、毎夜現れるこの世ならざる髪の長いおんな。逃れるためにお祓いへ向かうが…「ひとふさ」など43編を収録。憑いたものがどこまでも追ってくる!絡みつく恐怖はあなたにも―。

目次 : 引っ越し祝い/ スクリューネック・コーク/ カラーボックス/ スパルタ/ ガジュマル/ 沖縄鮫/ 蛇口/ 幽体離脱/ 乗り換え/ 舌男〔ほか〕

【著者紹介】
真白圭 : 1971年新潟県生まれ。東京理科大学大学院修了。第四回『幽』実話怪談コンテスト佳作入選後、本格的に怪談蒐集を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    きっと私しか書かない駄洒落ネタですが、名前が「まっしろけ」と読める著者の実話怪談集は最後まで読んでも不可解なままの話が多いですが、怪談噺のいい所はミステリーと違って例え謎めいた結末でも全く不満に思わない点でしょうね。冗談かマジか迷う話。『ゼイリブ』タクシー運転手のAさんが渋谷の近くの場所で乗せた客と幽霊がいるかいないかの話をしていると、ふいに「そういえば、俺、宇宙人だったわ」と言い出したので返答に困る。その半年後に深夜の歌舞伎町で拾った酔客が「俺、宇宙人なんだよね」と自分から話したので適当に話を合わせる。

  • HANA さん

    実話怪談集。内容は多彩なのだが、ちょっとパンチが弱めな印象は否めない。淡々とした文体もその印象に輪をかけているのかな。強烈なのは「金魂」一度経験した事があるのだが、アレの痛さはちょっと洒落にならないというか、本当に七転八倒のレベル。しばらく背中がちょっと痛む度ビクッとしたし、もう二度と経験したくない。あと「だるい部屋」「おばあちゃんの味」が因縁物ながら、嫌さでは群を抜いているなあ。「じりじりとんぼ」や「青苗」みたいないい話も多いけど、実話怪談の本領は嫌さにあると思うので、上記二編には満足させられました。

  • 眠る山猫屋 さん

    あまり怖くな〜い、と思っていたらタクシーに乗った宇宙人とか意表を突いた展開にビックリ(笑)それはそれで怖いかもしれない。気になるのは無農薬水田で収穫された米が、大人と子供たちで味覚に違いが出てしまう『青苗』や、台湾の豪邸で起こる異次元感『迷い家』かな。尻上がりに面白くなる本だったかも。『祖母の家』で祖母の霊だと思われていた霊の正体が別物だったなど、不穏さが拭えない。得体の知れない不気味な話が多かったかな。霊の正体や目的なんて分からない、物語じゃないんだからね。

  • 雨 さん

    じわじわ厭な気持ちになる話が好きなので面白かった。ただ表紙がキモい💦

  • 澤水月 さん

    露出狂が人魂に出遭って起こるチン騒動「金塊」は笑ったが殿方には恐ろしいだろう…にしても牧歌的な時代。プロ棋士が敵わない老人の碁、生々しく切迫感ある「ひと房」が印象的。憲兵隊、恐ろしいのは…

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