ハゲタカ 5|下 シンドローム 講談社文庫

真山仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065212417
ISBN 10 : 4065212413
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
576p;15

内容詳細

官邸は迷走し、首都電が責任回避に奔走するばかり。原発メルトダウンの危機は確実に進行する。表向き救世主として振る舞う鷲津は、けっして本当の狙いを明かさない。原発事故の危機のカウントダウンと、ハゲタカ鷲津の巨大買収劇が、同時並行で進む、リアル金融サスペンス。驚愕と感動の結末へ向かう!

【著者紹介】
真山仁 : 1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年に企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
日本を買い叩くと豪語していた鷲津氏。そん...

投稿日:2021/07/29 (木)

日本を買い叩くと豪語していた鷲津氏。そんな彼の今回の狙いは、これぞザ・ジャパンと言わんばかりの電力会社。公共事業の名の下胡座をかき責任を取ろうとしない帝都電力。原発事故の責任をウヤムヤにせんとする官邸。その中で官庁が国益のために動き、鷲津氏も表に立つ。年とともに日本も変わるのだろうか。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • PEN-F さん

    あぁ〜、終わっちったよ🥺 ついにハゲタカシリーズ全部読み終えちったよ😭 ホント大好きだったのに🥹 いつの日かまた会えるといいな🥲

  • ジェンダー さん

    相変わらずの責任のなすりつけあい。自然災害であるがどこまで対策をするか難しい事はあるし被害額がわからないとはいえ必要な金額を企業に全て企業に負担するのは酷であるしある程度国が負担するのはいた仕方ないかと思います!無駄なやり取りのおかげで初動対処が遅れた気がするのでお金を持ってる企業に買収されて再建するのは良いことだと思う!それにしてもこういった案件を描かれるとは思ってなかったです!

  • 如水 さん

    上巻は原発事故の内容が殆どでしたが、下巻は政府・東電相手のディールが主体。鷲津達サムライキャピタルは如何にして責任を取らせていくのか?…と言う内容。多分ハゲタカ史上、最も『個の生活』に関わった内容だと思えるのですが…さて現実は…旧経営陣には13兆円の支払命令、民事上の責任を認めた司法判断は初。が、ぶっちゃけ個人で払える訳が無いし、東電自体には16兆円の賠償→柏崎刈羽原発の再稼働は計画の杜撰さ発覚で凍結、で結局は原料高騰で電気料金値上。う〜ん、10年有ったんだが。小説読んでスッキリ!はしない今日この頃。

  • クキモン さん

    日本の政治家や官僚の、保身と責任転換の上手さは一流だと思う。その狡猾さを手玉に取る鷲津は最強。原発についての知識も深まり、考えさせられた一冊でした。

  • ライアン さん

    面白いね〜、こう来たかという感じで。原発についえても考えさせられた。秀樹みたいな登場人物はこのシリーズでは珍しいかもね。芝野はきっと鷲津の目論見通り首都電のCROになっちゃうんだろうな(笑)・マグマの野上も出てきたね、上巻にも「そして、星の輝く夜がくる」に関係する人も出てきたけれど。また続編が出ませんかね

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

真山仁

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な裏側を描いた『ハゲタカ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品