脇坂副署長の長い一日

真保裕一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087710168
ISBN 10 : 4087710165
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
371p;19

内容詳細

それは地元出身のアイドル・キリモエが一日署長を務めるというイベント当日。賀江出署副署長の脇坂に思いも寄らぬ報告が上がった。
病欠していた若い巡査部長・鈴本が、事故現場から逃走した……?
ただでさえマスコミの注目が集まる大事な一日。そんな日に、あってはならぬ身内の不祥事か、それとも……?
収拾を一任された脇坂だが、捜査を進める内に、誰も予想し得ない事態に次々と直面する。
一方で、脇坂自身の家庭内でも、前夜から妻と息子の双方に不可解な行動があり、それに気付いた娘・由希子から想定外の連絡が続いていた。
職場も家庭も、どちらを見ても謎ばかり。同時多発する出来事に、休む間も無くひとり立ち向かわざるを得ない脇坂。
生粋の警察官として職務を全うする脇坂が最後に辿り着く、複雑極まりない事の真相とは……?
緻密にして奇想溢れる、唯一無二の真保裕一ワールド。読み始めると止まらない、分刻みノンストップ・ミステリー!!


【著者略歴】
真保裕一(しんぽ ゆういち)
1961年生まれ。アニメーション製作に携わった後、91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で第10回山本周五郎賞と第50回日本推理作家協会賞、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞。近著に『レオナルドの扉』『赤毛のアンナ』『遊園地に行こう!』などがある。

【著者紹介】
真保裕一 : 1961年生まれ。アニメーション制作に携わった後、91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で第10回山本周五郎賞と第50回日本推理作家協会賞、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    真保裕一は、新作中心に読んでいる作家です。タイトル、表紙、プロローグからユーモアミステリかなぁと思いながら読み始めましたが、意外や意外、シリアスで骨太な警察小説でした。期待していませんでしたが、拾い物かも知れません。アイドルの1日警察署長って結構ありますが、所轄は大変なことになっていることを本書で知りました!

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。正に長い一日でした。本の表紙では軽いイメージ想像していましたが、結構警察派閥争いなどあり想像と違ってました。伏線が最後回収していくのは流石でした。

  • 紫 綺 さん

    本の分厚ささながらの長い長い一日。些末な事から始まった話は雪だるまのように、少しずつ少しずつ大きくなっていく。散らばりまくった伏線が大きな終末へと収束していく様にドキドキした。脇坂副署長、お疲れ様でした♪

  • 🐾Yoko Omoto🐾 さん

    地元出身アイドルの一日署長イベント当日、息子の喧嘩騒ぎ、バイク事故に警官の失踪、学校への不法侵入騒動、自転車盗難、アイドルの薬物疑惑と、息つく間もなく問題が押し寄せるタイトルそのままの作品。スピード感はあったが、起点となる過去の事件、脇坂副署長の人となり、警察内の派閥争いや癒着・隠蔽ネタ、全てにテンプレ的な印象を最後まで拭えず、警察ものというジャンルでは目新しい魅力を感じられなかった。どこの組織でも中間管理職はツラいという気苦労は伝わったが、警察官が道交法違反承知で運転中の携帯を繰り返すのはどうなの?

  • ユザキ部長 さん

    感想として、正直、読み疲れました。読むのに時間がかかったのもあるけど、まぁ複雑で。表沙汰に出来ない、内に含めたものがある捜査はまどろっこしくなるのなんだなぁ。長い一日でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

真保裕一

1961年東京都生まれ。’91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。’96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、’97年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行され

プロフィール詳細へ

真保裕一に関連するトピックス

  • 真保裕一の待望の新刊『赤毛のアンナ』 施設に引き取られた少女・志場崎安那。彼女は持ち前の明るさで、辛い経験を持つ仲間たちを盛り上げていく。15年後、アンナ... HMV&BOOKS online|2016年02月05日 (金) 17:03
    真保裕一の待望の新刊『赤毛のアンナ』

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品