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骨の学校 ぼくらの骨格標本のつくり方

盛口満

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877460853
ISBN 10 : 4877460853
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
安田守 ,  

Content Description

「骨って美しい…」海岸で骨を拾い、あるいは事故死した動物の骨を取り、骨を継いで骨格標本をつくる。骨の怪しい魅力にとりつかれた生徒達と2人の生物教師、ゲッチョ先生こと盛口先生と安田先生が、骨取り、骨継ぎ、骨拾いに明け暮れ、ついに理科準備室が骨部屋と化す15年間の騒動記。

目次 : 1 クジラの骨の拾い方(骨取り3人娘/ タヌキを拾う/ 袋の中のスカンク?/ 鳥を拾う/ カイジュウ拾い/ 魚のアタマ/ フライドチキンの骨学/ 一本の骨)/ 2 ウサギの骨に見る秘密(珍骨記/ ムササビの軟骨/ ウサギの鎖骨/ カメの中身/ フグの歯/ ノドの歯/ 耳の石/ コマッコウの歯/ イッカクの「角」)/ 3 骨格標本のつくり方(ヒキガエルの骨/ ポリデントで骨取り/ タヌキの骨の見分け方/ 豚足骨継ぎマニュアル)

【著者紹介】
盛口満 : 1962年千葉県に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒。’85年より自由の森学園中・高等学校の理科教員として生物を担当。2000年同校を退職した後、現在は沖縄の珊瑚舎スコーレの活動に関わっている。著書に「山里の博物誌」「僕らが死体を拾うわけ」「ネコジャラシのポップコーン」「ぼくらの昆虫記」などがある

安田守 : 1963年京都府に生まれる。千葉大学大学院理学研究科地学専攻修士課程卒業。’88年より自由の森学園中・高等学校の理科教員。生物の授業を担当するかたわら、“身近にある里山の自然”“遠くにある自然”などをテーマとして観察および写真撮影を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばんだねいっぺい

     ケンタッキーフライドチキンを使っての骨格標本(不完全)は、最小限で9~10ピースで作れるそうな。youtuberがやりそうだ。鯨を求めて、五島列島まで行ったり、スゴい。 ミノルさんが異能をどう活かしてくのか気になる。

  • ひつじ

    図書館でぴんときて。面白かった!と思うのは解剖とかに興味があるからかな…。学校の理科室で様々な動物の骨取り骨継ぎをする先生と生徒達。骨格標本作りに魅せられてドイツに行ってしまったミノルや魚好きが講じて難問の魚の標本を作れるようになったトモキなど生徒が味があっていい。

  • 「骨って美しい」の一文から始まる、骨を愛する人々のハートフルストーリー。色々な類について書かれているので様々な場合に活躍しそう。私的に当座のところ、タヌキで説明している椎骨の話が役に立ちます!組立難しい!個人が投資・入手できる設備・薬品は限られているので、ネットで調べる限りみんな手探りでやって自分の方法を確立させてるっぽいが、その嚆矢となっているであろう数少ない骨格標本作成本の一つ。一つツッコムと浜辺でクジラの頭骨拾いすぎ!骨神様が憑いてらっしゃるわ。

  • 朱邑

    櫻子さんシリーズの参考文献に挙げられていた本。理科準備室が骨部屋と化す15年間の騒動記。盛口先生は骨拾いに傾斜、安田先生は骨格標本の組み立てに執念を燃やす…と、分担ができているといのが、読んでいてよくわかる。生徒がイルカの骨を拾ってきたので、じゃあ俺は鯨を!というエピソードは何だかちょっと笑ってしまった。恐竜の骨は見ててわくわくするのに、人の骨は“死”のイメージがある分怖く感じる…というエピソードに思わずなるほどと思ってしまった。同じ骨でも捉え方が違うって面白い。

  • Hiroki Nishizumi

    骨格標本は見たことあったが、これほど情熱的に、それも高校教師が、やっているとは知らなかった。世界は広い。まったく未知の世界なので驚きながらも楽しく読めた。読書の醍醐味を味わったな。

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