Books

人びとの社会戦争 日本はなぜ戦争への道を歩んだのか

益田肇

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000245623
ISBN 10 : 4000245627
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

軍国主義日本が起こした戦争に巻き込まれる国民という視点から抜け落ちる、もうひとつの戦いがあった。近代化を成し遂げ帝国になった大正期以降、「解放か引き締めか」の価値観をめぐる「社会戦争」が普通の人びとの日常的なレベルで繰り広げられ、ついに戦争へと至る。大佛次郎論壇賞、毎日出版文化賞受賞者の渾身の大作。

【著者紹介】
益田肇 : 大阪生まれ。立命館大学卒。新聞社勤務を経て渡米。日本語教師として勤務ののち、コーネル大学大学院にて博士号(歴史学)取得。現在、シンガポール国立大学歴史学部准教授。専門は、日本近現代史、20世紀アジア史、アメリカ外交史。主要著作:『人びとのなかの冷戦世界―想像が現実となるとき』(岩波書店、2021年、第21回大佛次郎論壇賞、第75回毎日出版文化賞〔人文・社会部門〕)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • young

    おもしろかったー。こんな視点があるなんて!NHKでエゴドキュメントを中心にまとめた太平洋戦争の特集があったけど、それを俯瞰的、体系的にまとめられた本当に面白い本。歴史は繰り返されていて、それは現代にも当てはまってる(気がする)。解放と引き締めの歴史。ファミニストや生きづらさの話なんて高度経済成長から現代のテーマかと思ってたけど、戦前からこの流れがあったんだなー。現代日本がどこに向かうのか、またこの繰り返しなのか、はたまた違った歴史を迎えるのか。歴史を学ぶことは未来を学ぶことだな、って改めて感じた。

  • 吉田よしこ

    ★★★★★

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items