ボックス! 下

百田尚樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778312060
ISBN 10 : 4778312066
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
15cm,383p

内容詳細

天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽。2人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。様々な経験を経てつかんだものは…。スポーツ青春小説の最高傑作。映画化「ボックス!」の原作本。

【著者紹介】
百田尚樹 : 1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。人気番組『探偵!ナイトスクープ』など放送作家として活躍。2006年『永遠の0』(太田出版)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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上巻で予想した通り、木樽が大きく化けた。...

投稿日:2010/08/25 (水)

上巻で予想した通り、木樽が大きく化けた。その反面、天才児鏑矢が天才なるが故に努力を怠り、萎えていく。その展開はすばらしい。出直して更なる飛躍を期した鏑矢の一瞬の栄光。エピローグがすばらしい。プロローグでストーリーテラーとしての役割を予感させた燿子が、その役割を見事に果たし、余韻を持って物語を終えている。 「永遠の0」の構成、人間群像を彷彿とさせるすばらしい感動作である。

moritan さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い さん

    読後感はどうしても、最後の盛り上がり方に依存するが、まさにスポーツ青春小説に恥じない、見事な盛り上がり方で終わっている。ひ弱かった木樽、天才ボクサー鏑矢、ライバル稲村を見事にからませながら、読者を飽きさせない。エピローグもよい。

  • レアル さん

    ルールすら分からなかったボクシングをこんなに楽しめるなんて〜♪2人の全くタイプの違う少年がボクシングの練習を重ね、試合に挑む。そして其々の努力の結末を躍動感溢れる文章でハラハラドキドキ、最後は感動もの。登場人物の活かし方も上手い!強くなるためには、勝つためには「努力している人以上の努力」という、物語と少し離れたところでの話もナットクだし。。さすが百田さん面白かった!

  • そのぼん さん

    おお、これは面白かった!本来はボクシングとか血の流れる競技は苦手なのですが、なかなか楽しめました。ボクシングシーンのリアルさもさることながら、青春ものとしてもきっちり楽しめました。

  • ntahima さん

    一陣の風のように吹き抜けた青春の煌めき。大阪を舞台にした小説を久しぶりに読んだ。登場する町の風景が鮮やかに浮かび上がる。日頃、東京に住む人を羨ましいと思ったことはないが、いつもこんな風に小説を読んでいるのかと、ちょっと悔しくなる。まあ関西者は幻想の都を知るとも言えるが… 読みながら主人公の方割れ鏑矢義平と、実在のボクサーであるカシアス内藤の姿が重なる。ボクサーとしては優し過ぎたゆえ、最後まで完全燃焼し切れなかった内藤に比べ、鏑矢の夏は?沢木耕太郎の『クレイになれなかった男』、『一瞬の夏』を再読したくなる。

  • i-miya さん

    (本文) 第1章、国体。 夏休みがあけ、9月に入り、2週間後、国体。山梨県。府の助成金。沢木と耀子も同行。朝鮮高級学校、朝鮮中級学校、朝鮮初級学校。各種学校。スカウトの場、でもある。地元の人にもびっくり。

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人物・団体紹介

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百田尚樹

日本保守党代表/創設者。昭和31(1956)年、大阪市生まれ。同志社大学法学部中退。テレビの放送作家として『探偵!ナイトスクープ』等の番組構成を数多く手掛ける。平成18(2006)年、50歳のときに『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』で第10回「本屋大賞」を受賞。平成23年頃から、政治論

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