姫騎士様のヒモ 2 電撃文庫

白金透

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049144000
ISBN 10 : 404914400X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
392p;15

内容詳細

「もっと私を大切にしろ。お前の宝物なのだろう?」灰と混沌の迷宮都市。欲望渦巻く害虫たちの巣窟。姫騎士アルウィンのために密かに手を汚し続ける元冒険者マシューはこの街に数いる害虫の一人だ。進まない迷宮攻略と改善しない症状に焦るアルウィン。陰で勢力を伸ばす太陽神教。マシューの悩みの種は尽きない。そんななか、近衛騎士ヴィンセントは妹の不審死を調査していた。マシューは容疑者として連行され、不安を抱えるアルウィンの元から引き離されて…一人の『ヒモ』とその飼い主の生き様を描く、衝撃の異世界ノワール第2弾!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    進まない迷宮攻略、改善しない症状に焦るアルウィン。静かに勢力を伸ばす太陽神教。マシューの悩みの種は尽きない状況で、悪徳の街の日常に波紋が広がる第二弾。治安維持のため王都から送り込まれ、マシューに疑惑の目を向ける殺されたヴァネッサの兄ヴィンセント。新メンバー加入でギクシャクする不穏な状況の戦女神の盾。パーティーや贋作集めが趣味の鑑定士グロリアが絡む騒動に巻き込まれながら、不安を抱えるアルウィンのために暗躍し、ギリギリまで最善を模索し続けるマシューに対する周囲の印象も、少しずつ変わってきたのかなと感じました。

  • のれん さん

    エイプリルとの朗らかな話、アルウィンの不器用な別れへの決意。こういうエピソードが積み重なる度、この男への悲壮感が強まる。何一つ明かさずに、命を懸けて愛し続ける姿勢。何気ない詩を読むシーンが心に来る。 アルウィンがすべてを知り、慈悲と愛を捧げたら、この男はどうするのだろうか。何が何でも離れていこうとするだろうか。 見返りを求めず、本心も明かさない無言の献身。知り合い全てに嫌疑をかけて、孤独の丘で一人戦う。 いづれやってくる破綻こそが肝だ。ラストが気になる時点でこのシリーズは追いかけることは間違いない。

  • しぇん さん

    一巻の読了感は、まぁ賛否両論だろうなという感じだったので、二巻はどうなるかな?と思ってましたが、黒い片鱗はありますが色々踏みとどまっていた感じでした。次巻での予告が既に不穏なのが気になりますが

  • ホシナーたかはし さん

    いろいろ伏線を張りすぎ出しすぎ、ごちゃごちゃした印象で二冊にした方が読みやすかったのでは。あと悪態がワンパターンになりそうなので、○○とか伏字にすれば、読者が勝手に内容を変換してくれるから楽ですよ(苦笑)とりあえず日和ることもなく物語は進んでいるようで何より。

  • 如水 さん

    ダンジョン・ノワール第二段…と言う事で、やはり出て来る登場人物は『ほぼクロ💧』。前巻衝撃的な理由で殺されたサル方の兄君(近衛騎士隊の隊長)登場。この方がまた…と言う内容です。はっきり言って『清濁併せ呑む』所か『長いモノには巻かれろ』的な世界観。何なら『俺たちが法』みたいな…いいですねぇ、ゾクゾクしますね😅大まかな話はマシューが容疑者になりどう隠し通せるか?と太陽神教の暗躍(太陽神なのに?)がスポットとなってます。ふと気付いたのがダンジョンが有る街で、爽やかさ求めるのが間違いだよな…と思って来た💦

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人物・団体紹介

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白金透

大阪府出身。本作にて第28回電撃小説大賞【大賞】を受賞し、翌年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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