フェイクドキュメンタリーの教科書 リアリティのある“嘘”を描く映画表現その歴史と撮影テクニック

白石晃士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416815038
ISBN 10 : 4416815034
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
255p;21

内容詳細

目次 : 序章 フェイクドキュメンタリーの歴史/ 第1章 フェイクドキュメンタリー頂上作戦!/ 第2章 フェイクドキュメンタリーに挑め!/ 第3章 強烈なキャラクターを生み出す極意―白石晃士の演出論/ 第4章 なぜカメラはそこにあるのか!?―白石晃士の撮影論/ 第5章 リアリティを生み出す編集のマジック/ 第6章 『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』の作り方/ 付録 『ある優しき殺人者の記録』シナリオ解説

【著者紹介】
白石晃士 : 映画監督。1973年生まれ。福岡県出身。石井聰亙『水の中の八月』(1995年)に制作進行として参加した後、自主制作作品『暴力人間』(1997年/共同監督:笠井暁大)を完成させ、ひろしま映像展’98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年、『風は吹くだろう』(1998年/共同監督:近藤太)がぴあフィルムフェスティバル’99準グランプリを受賞する。2005年『ノロイ』で劇場作品デビュー。以降、フェイクドキュメンタリーの手法を使った作風が評価され、2012年からリリースを開始したオリジナルビデオシリーズ『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』では、ホラー映画ファンを中心に大きく話題を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • vaudou さん

    コワすぎDVDに収録されているコワすぎ通信をさらに他作も含めて細部まで解説した、といった感じで、フェイクドキュメンタリーの定義付けをしながら作品解説にもなっている一冊。志高く本書を読む人は、予算の都合とか制作会社との内実諸々、根底にある大人の事情が垣間見えるところも大いに参考になるだろう。付録の「白石浩士の世界征服宣言」は監督という立場をフルに利用した、観てるこっちがニヤニヤしっぱなしの短編作品。久保山さんファンは見るべし。

  • garth さん

    「ワンカット風」のところ、もう少し具体的に説明してくれるとよかったかも(まあ、早いパンで画面がブレるのを利用してつなぐって意味なんだろうが)。早回しとか拡大とか禁じ手のオンパレード(笑)。「勝てばよかろうなのだ」主義だな。

  • ウェイランド さん

    フェイクドキュメンタリーの歴史から白石監督の演出論や編集論までびっしり。白石監督レベルでも来る仕事をバンバンこなさないと生活していけないってそんな状況なのか。

  • なつのおすすめあにめ さん

    日本で、否、世界で一番フェイクドキュメンタリーを作っている監督こと白石晃士監督……。そんな白石監督がフェイクドキュメンタリーについて語るとなると、必然的に自作解説もあり、創作秘話ありとなるワケですよ。それが読み物としてまず、おもしろいです。撮影テクニックも書いてあるので、看板に偽りなしな教科書としての成立っぷりも見事です。さて、撮り下ろし短編作品『白石晃士の世界征服宣言』みます 笑。

  • ドント さん

    邦画界の暴れん坊・フェイクドキュメンタリーの鬼・白石晃士監督が、FDの小史(これは代筆ですが)、基礎知識、作品解説、制作作法にノウハウに裏話などを語り倒す滅法面白い「教科書」。自作の脚本まで収録されてる上に実践編とも言うべきオリジナルDVDまでついていてすごいボリューム。贅沢。実際に撮りたい人や白石ファンはもちろん、そうでない人にも一人の映画監督にはどんな背景があり何を考えながら作っているのかよくわかり感心できる内容だと思う。特典DVD本編は通常営業、メイキングは楽しくも興味深い。大変濃い一冊です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品