京都の古寺 庭を読み解く なぜ京都のお寺には名庭が多いのか?

白幡洋三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473037985
ISBN 10 : 4473037983
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

林泉を楽しむ。景観を探求する。京都の寺院30ヵ寺の庭園、さらに寺院の境内や周辺の景観を通じて、日本文化にとっての「にわ」について分析。新視点の庭園論。

目次 : 東寺・東寺の「にわ」―平坦な境内は、京都の庭の原形/ 西本願寺・虎渓の庭と白書院―聚楽第伝来の巨石連なる「もてなしの庭」/ 東本願寺・門徒衆をもてなす「園」と「殿」―市中に展開する数寄と水の庭・渉成園/ 東福寺・「伽藍面」に別荘・月輪殿の記憶―東福寺の境内と方丈・塔頭の庭園/ 泉涌寺・仏の庭と神の庭―境内の景観は雄大な大庭園/ 智積院・学問の寺ならではの軽快感と華麗さ―智積院・名勝庭園の構造/ 妙法院・平重盛「小松殿」の庭園を空想―積翠園と妙法院/ 知恩院・京都の庭にあらわれる東国・鎌倉の風―方丈庭園は常在光院庭園の後裔?/ 青蓮院・花の庭・数寄の庭から緑濃き寺に―検証、中世・近世の青蓮院庭園/ 南禅寺・貴族遊興の場から禅の庭への変身―大方丈庭園と南禅院庭園〔ほか〕

【著者紹介】
白幡洋三郎 : 1949年、大阪府生まれ。京都大学卒。西ドイツのハノーファー工科大学に留学。京都大学農学部助手、国際日本文化研究センター助教授を歴任。1994年『プラントハンター―ヨーロッパの植物熱と日本』で毎日出版文化賞奨励賞受賞。1996年に日本造園学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ひろただでござる さん

    庭園・・・庭と園の違いがそんなところにあるとは。これから庭や園を見た時には謎解きめいた想像をしてしまいそう。

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白幡洋三郎

1949年大阪府生まれ。現在、中部大学人文学部特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。農学博士(京都大学)

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