下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ 集英社オレンジ文庫

白川紺子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086800914
ISBN 10 : 4086800918
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

京都、下鴨―。ある日、喫茶店店主の満寿から両親の話を聞かされた鹿乃。鹿乃の母は満寿の店の前身である喫茶店「玻璃」で働いていたウエイトレスで、父はそこの常連客だったという。鹿乃は稲妻が描かれた帯を手がかりに、幼い頃に亡くなった両親の馴れ初めをたどりはじめる。また、蔵から出した枯れ菊の着物が、慧の父親に深く関係しているものだと知り…!?それぞれの「過去」が明かされるシリーズ第4弾。

【著者紹介】
白川紺子 : 三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • れみ さん

    シリーズ4作目。今回、鹿乃と良鷹の両親や曽祖父毋のエピソードが登場。どれもキュンとするなあ。しかも慧の過去もかなり明らかになって随分と盛り沢山。鹿乃と慧の関係は進展したようなしないようななかに春野の動きも気になるところ。どうか、釦(ボタン)をかけ違えませんように。

  • SJW さん

    今回も4つのエピソードで構成されていて、鹿乃と慧の両親の秘密が明らかになっていく。1つ目の「星の花をあなたに 」では、 桔梗柄の着物に封じ込められていた故人の恋の想いを解き明かされる話。2つ目の「稲妻と金平糖」では、鹿乃が両親についてやっと知ることができ、自分の両親を実感する。3つ目の「神無月のマイフェアレディ」では、菊柄着物を調べることになり、慧の両親の複雑な秘密が分かってくる。4つ目の「兎のおつかい」では曾祖父と曾祖母の馴れ初めが描かれている。毎回の事ではあるが、登場人物の所作が丁寧で、心穏やかに

  • ひさか さん

    2016年7月集英社オレンジ文庫刊。シリーズ4作目。4つの連作短編。最終話「兎のおつかい」が、鹿乃の祖父と祖母の婚約時の明治か大正のお話で、とても良くできていて楽しめました。兎紋様の付いた櫛にまつわる謎解きで、人々のかかわりを明らかにする様は見事です。

  • 七色一味 さん

    読破。こちらは毎話設定を活かし、かつシリーズの深みを増すような話の展開と着物や和歌──「京文化」への造詣の深さで、読んでいて飽きない。よほど勉強されているんでしょうね。☆それにしても、だ。春野くん、私的にはなんだかちょっと気味の悪いキャラです〜。ストーカーのきらいがあるようなないような(笑)

  • ううち さん

    第4弾。相変わらず表紙が可愛いです。 鹿乃ちゃんの曽祖父母、両親の馴れ初めが素敵です。年の差婚は一族共通なのか…?春野さんはグイグイきますなぁ。星の花のお話が切なくてお気に入り。

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人物・団体紹介

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白川紺子

三重県出身。同志社大学文学部卒業。2011年に「サカナ日和」で第154回Cobalt短編小説新人賞に入選後、「嘘つきな五月女王」で2012年度ロマン大賞を受賞。同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ〜五月祭の求婚〜』で’13年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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