独学術 ディスカヴァー携書

白取春彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799312254
ISBN 10 : 4799312251
フォーマット
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
182p;18

内容詳細

哲学・宗教に関する多くの啓蒙書で知られる著者は、自らの経験をもとに真の教養を身につけるには独学しかないと語る。「難しい本は読みきらなくていい」「解説書より原典のほうがわかりやすい」「速読より多読」「外国語学習は『読む』ことが基本」など、既成概念にとらわれない明快な指針が読者に意欲と勇気を与える。また惜しみなく伝授されるノートのとり方や傍線の引き方なども独創的かつ具体的。知識欲に富む読者から熱烈に支持されロングセラーとなった『勉学術』を改題、さらに読みやすい携書としてお届けする。

目次 : 第1章 勉学は独学にかぎる(独学は学習ではない/ 「いつから」で始める/ 疑問から知識が始まる ほか)/ 第2章 難解な本を読むコツ(ランダムに読む/ 立体的に理解する/ 「眺め読み」で書物に勝つ ほか)/ 第3章 教養を身につける(教養とは何か/ 『聖書』という教養/ 宗教書を必ずかじっておく)/ 第4章 外国語の独学法(まずは日本語を正しく使う/ 言葉のセンスを養う/ 学習のコツ ほか)/ 第5章 考える技術・調べる技術(あらゆる論はすべて仮説にすぎない/ 考え方を観察する/ あるテーマについて調査する ほか)

【著者紹介】
白取春彦 : 青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • マーム さん

    『超訳 ニーチェの言葉』の翻訳者白取春彦氏による最高レベルの書物を師とし、独自に新しく考え、これまでになかった見解や推論を生み出すことを最終目的に置く独学の方法論。子供のように、あらゆるものに「なぜ」という疑いを持つことの重要性をまず説きます。難解な本はまともに読まずにしばらく眺めるなどぞんざいに扱っていると、最初の違和感、居丈高な感じが薄れてきて、いつのまにか読めるようになるという「眺め読み」というのが面白いです。「もっとも無駄な時間と脳細胞の潰し方は常習飲酒である」のひと言は胸に刺さりました。反省…

  • mitei さん

    宗教に関してかなり熱く語ってたのが印象的だった。他はあまり目新しい箇所はなかった。

  • Carlyuke さん

    「ニーチェの言葉」の著者による独学に関するエッセイ。哲学や宗教のことを扱っている人だけあってヒントになることをいくらか知ることができた。ラテン語の有用性。すなわちいくつかの外国語の意味がわかるようになる。哲学を理解するには聖書の知識が必要なこと。哲学書は思っているほど難しいものではない。ユダヤ人が優秀な理由は子供の頃から聖書とタルムードに親しみ多くの考え方を学んでいるから。教養とはその知識を生かしてより良く生きること。軽く読める。

  • tenori さん

    ここで述べられているのは、受験や資格取得のための独学ではない。特定の師を持たない→レベルの高い書物(解説書やハウツーものは除外)を師とする。難解と感じる本も臆せず手にし、疑問は放置せず知識として取り込む。なにぶん毒気が強く、主観の押し付け的な表現も見受けられるため評価は分かれるところ。「近所にまともな図書館がないというなら、さっさと引っ越すべきだろう」とまで言いきってしまうあたりは白取氏らしさか。解説書を否定しながら氏自身が多数の解説書を執筆しているのは微妙。「方法序説」はチャレンジしようかな。

  • matfalcon さん

    ベルジャーエフ、必読やて。本、買え、買え、ってうるさいな、この著者。買えたら立ち読み(座り読み?)なんかせえへんわ。あんまりうるさいから、書店のおねいちゃんに「山田風太郎の『臨終図鑑』ある?」って聞いたった、『独学術』、読んでるのに。厚かましいよな。だから、「在庫、ございません。」やて。天罰覿面。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

白取春彦

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。既成概念にとらわれない、哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品