牡蛎の森と生きる 「森は海の恋人」の30年

畠山重篤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120051951
ISBN 10 : 4120051951
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;20

内容詳細

牡蛎じいさん、初めての半生記。ウサギや野鳥が友だちだった幼少期、父の仕事を継いで養殖に励んだ若き日々、森に目を向けるきっかけとなったフランスへの旅、すべてを津波が押し流した東日本大震災、そして、今。大反響を呼んだ読売新聞「時代の証言者」待望の書籍化。文章家として世に出るきっかけとなった懸賞作文、教科書に掲載された「森は海の恋人」など、この30年の名エッセイも収録。

目次 : 1 牡蛎じいさんの半生記(少年時代/ 必死の日々/ 漁師が山に木を植える/ プランクトンは生きていた)/ 2 折々のエッセイから(森は海の恋人(「第2回地球にやさしい作文」通産大臣賞、一九九二年)/ 森は海の恋人(『中学国語3』収載、一九九七〜二〇〇五年度)/ 津波はもう結構(二〇一〇年五月)/ 蝋燭の光でこの手記を書く(二〇一一年五月)/ 『牡蛎と紐育』書評(二〇一二年三月)/ 豊かな森が海を救ってくれた(二〇一六年四月)/ 沈黙の海からの復活(二〇一九年三月)

【著者紹介】
畠山重篤 : 1943年生まれ。牡蛎養殖業。京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。特定非営利活動法人「森は海の恋人」理事長。著書に『日本“汽水”紀行』(日本エッセイストクラブ賞)など

鵜飼哲夫 : 1959年生まれ。読売新聞東京本社編集委員。中央大学法学部卒業。83年読売新聞社入社。91年から文化部記者として文芸、読書面を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    「森は海の恋人」。随分前から、畠山さんの活動のことは知っていたので、思わず読むことにした。いろんな苦労、いろんなうながりがあって、今がある。つながりは、自然とできるものではなくて、何某かの行動があってこそできるもの。結果としてできるものだと思う。だからこそ、広がりがある。山に大漁旗がはためく・・・同じような経験をしたことがあるので、身近に感じる。

  • ばんだねいっぺい さん

     この「森は、海の恋人」という詩情溢れる言葉が環境保全運動に不思議なパワーを与えていると思った。自分に足りない部分として、畠山さんの「つながる力」にぜひ、あやかりたい。 震災と津波の話は、同じ東北人として、忘れられないなぁ。やっぱり。

  • fuku さん

    畠山重篤さんの本は好きです。 螺旋プロジェクト、で梨木さんの椿宿の辺りに、で、この海と山の物語。 あらためて自然に生かされていると思います。

  • 窮 さん

    「教科書に載っていた」と人から言われ、初めて読んだ。わたしはそのテキストの教科書を読んではいないため、畠山さんの活動を初めて知った。 教科書に載っていた植樹の話から、植樹の成果が出て、震災に遭い…… といった、教科書に載っていたその後まで半生が描かれている。 人との縁がとても大切にされており、胸がいっぱいになり泣いてしまう場面もあった。

  • いさな さん

    「森は海の恋人」、小学生の頃に国語の授業で読んだ気がする…!著者は自然を愛し、よく見ていたからこそ、いろんな事に気づけたんだろうと思う。素晴らしい観察力。積極的に学ぶし、海外にもパッと飛び立てるような行動力にも感服した。また、フランスの海辺の景色を見て、森に目をつけるって凄いなと思った。海の環境が日本とは違うんだ、日本の海は変わってしまった…とはならずに、なぜフランスの環境が良いのか考える。そこから「森だ!」と森に目をつける所もすごい。文章も読みやすく、ユーモアがあっておもしろかった。

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