新・大阪学 SB新書

畑中章宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815630904
ISBN 10 : 4815630909
フォーマット
発行年月
2025年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

大阪の見方が変わる!

「くいだおれ」のイメージに収まらない多彩な伝統食材、商都大阪をつくった女性たちのまなざし。京都・奈良に引けを取らない仏教美術、日本を代表する最先端の知的ネットワーク。主流ではなく非主流、中心ではなく周縁。大阪生まれの民俗学者が、「美食」「デザイン」「女性」「リベラルアーツ」「非主流」「ハイブリッド」「越境」「多国籍」という8つのキーワードから、この街の忘れられた記憶を再発見する。「大阪とは何か」を問いなおす、新感覚の民俗学的大阪ガイド。

【著者紹介】
畑中章宏 : 1962年、大阪府生まれ。民俗学者。近畿大学法学部卒業。研究対象は、災害伝承、民間信仰から最新の流行現象まで幅広い。30年におよぶ東京生活から数年前に帰阪し、「新・大阪学」に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    「がめつい」「おもろい」で片づけられる大阪だが、畑中さんは、大阪が最先端の知的ネットワークを牽引してきたことを、歴史上の人物を通じて明らかにする。その知性の基礎が、契沖、慈雲、山片蟠桃、富永仲基、緒方洪庵。懐徳堂・蒹葭堂・適塾のような民間の学問所を通じて、自由でしなやかな人材が育てられる。また、与謝野晶子、山崎豊子、広岡浅子、コシノ三姉妹など、大阪は女性の活躍の場でもあった。…と、大阪人脈を誇りたくなる気持ちは分かるが、折口信夫も須賀敦子も「大阪」に関連付けるのは、少し、牽強付会な感じがするが…。

  • HMax さん

    大阪についての勉強の締めくくりの一冊、「新」大阪学。東京やどこやらとの対比ではなく、大阪という土壌に育まれたオルタナティブな街。チンチン電車に乗れば現在・過去・未来の大阪という街が理解できる。その始まりの「物の始まり何でも堺」からページを繰って、「あべのハルカスのスターバックス」で終わる。古代の都の思い出から、学者、文化人まで、これからどんな大阪になっていくのか。この本に刺激されて、今日は神功皇后が新羅から帰って来た時にお座りになった大岩がある坐摩(いかすり)神社に参ってきました。

  • Hiro さん

    最初大阪の地形、上町台地とか淀川とか池や沼などから街の成り立ちを探る、ブラタモリ的な本かと思って読み出したがそうした考察は冒頭の阪堺電車と大和川の話くらいで、あとは大阪ゆかりの商人、実業家、文化人の紹介とその出生地や居住地、関係する建物、神社仏閣などの探訪にあてられている。須賀敦子まで出てきたのにはびっくりした。

  • いぬたち さん

    主に近現代の大阪の文化を中心に解説した本。個人的に知りたかったことが多くしっくりと理解することができる。ただ範囲が広すぎて焦点がぼやける感があり大阪として無理やりまとめた感じがしないでもないがエッセイ感覚だと思えばいいのかな?知らんけど

  • spike さん

    5年ほど前まで毎月大阪に出張で通い、年数十日を過ごしていた。その頃はいわゆる大阪本を読み漁り、出張者だけど大阪LOVERになろうとしていたのを思い出す。この本はもちろん「大阪案内」とくくれるものではなくて、在住の人もそうでない人もホントにわかってる?と問い続けたかったのだと思った。かなり読んでて楽しかった。

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