近代都市の下層社会 東京の職業紹介所をめぐる人々 サピエンティア

町田祐一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588603495
ISBN 10 : 4588603493
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

これが明治大正のハローワークだ!上京した人々は夢をかなえることができるのか、「貧困ビジネス」の餌食となり底辺をさまようのか。スラムの拡がる街で政府の思惑と人々の欲望が交わる。

目次 : 序章 職業紹介所による就業/ 第1章 近代化と口入業者の変質/ 第2章 産業化と日雇周旋/ 第3章 情報化と職業案内所の登場/ 第4章 貧困問題と無料宿泊所の設立/ 第5章 苦学生を救う基督教救世軍労働寄宿舎/ 第6章 三つの公益事業の試み/ 第7章 公設東京市職業紹介所の誕生/ 終章 職業紹介事業の行方

【著者紹介】
町田祐一 : 1982年、東京都生。日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程修了。博士(文学)。日本大学文理学部助教を経て、日本大学生産工学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • Pyonkichi さん

    1910年代前半を中心に、東京における職業紹介所の実態を論じた本。慈善としての職業紹介事業の多くが「失敗」し、「下層社会への入り口」として機能してしまったという指摘は現代の「貧困ビジネス」を思わせ興味深い。だが、「都市下層社会」そのものを論じているわけではなく、対象となる時代も限定されており、「近代都市の下層社会」という表題はやや誇大な感じを受けた。従来の都市下層社会論や都市史との関係をもう少し説明して欲しかった。

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