自衛隊の敵 廣済堂新書

田母神俊雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784331517284
ISBN 10 : 4331517284
フォーマット
出版社
発行年月
2013年04月
日本
追加情報
:
191p;18

内容詳細

警察予備隊として出発した自衛隊の60余年に及ぶ歴史。「違憲」と揶揄された時代は過ぎ、90%超の好感度を持つに至った自衛隊に、第2次安倍政権誕生で国防軍化への道が拓けてきた。憲法9条、戦後教育、自衛隊法、防衛官僚、中国・アメリカ派…自衛隊の手足を縛り、自主防衛への道を塞いできた敵の正体を解き明かす。

目次 : 第1章 憲法9条と戦後教育―自衛隊を日陰者にしたのは誰だ?(自主防衛を目指すはずだった戦後日本/ 「マッカーサー三原則」の驚くべき内容 ほか)/ 第2章 自衛隊法と交戦規定―なぜ国防軍にしなければならないのか(GHQがつくった自衛隊/ 自衛隊を縛る交戦規定 ほか)/ 第3章 中国という敵―騒げば騒ぐほど自衛隊には好都合(GDP1%枠を撤廃して防衛力の強化を/ レーダー照射事件と謝罪要求 ほか)/ 第4章 日本国内の敵―アメリカ派と自衛隊内局(東日本大震災が国民と自衛隊を近づけた/ 自民党左派に注意せよ ほか)/ 第5章 アメリカは自衛隊の敵か?―安保条約と自主防衛は共存できるか(アメリカは日本の親である/ 岸元総理が切り拓いた自主防衛への道 ほか)

【著者紹介】
田母神俊雄 : 1948年福島県郡山市生まれ。67年、防衛大学電気工学科(第15期)入学。卒業後の71年、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として部隊勤務10年。統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て、2007年、第29代航空幕僚長に就任。08年、民間の懸賞論文へ応募した作品が政府見解と異なるとされ幕僚長を更迭、同年11月3日付で定年退職となる。同年11月11日、参議院防衛委員会に参考人招致されたが、論文内容を否定するつもりはないことを改めて強調した。その後は執筆、講演活動を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    初めて田母神さんの本を読みました。マスコミでは、右寄りだ!過激だ!と叩かれていますが、読んでみると考えがわかります。国防軍が大事なのはよく分かりましたが、そうでなくても今PKO派遣されているだけで心配なのに、職業軍人として戦地に行くことになったらつらいなと思いました。最近某テレビドラマの影響で自衛官がもてはやされていますが、きっかけはドラマでも、自衛隊が軍隊になるかもしれないことも、ちょっと考えてもらいたいなと思ったり。国防軍化が良い悪いはさておき、色んな人に読んでもらって考えて欲しいです。

  • reur さん

    自衛隊を国防軍にするメリットはアメリカと真当な交渉が可能になる事。 不法占拠されている北方領土、竹島の返還や拉致被害者救出の交渉が意味有るモノに変わる事。 北方領土を侵略され竹島を占領された時日本には軍隊が無かった為、最終的にアメリカの軍事力を頼むしか無く、アメリカにウマミの無い領土問題は結局、未だに解決しないし、拉致被害など無いと言った政治家が未だに国政に関わっている。 自宅に強盗が入って略奪、強姦、虐殺される現にチベット、ウイグル等の中国に侵略された国々で実際に起こっている事を忘れず考えないといけない

  • yamatoshiuruhashi さん

    田母神口調が耳に甦るようで一気に読了。槇枝元日教組委員長が、日本の自衛隊を徹底的に貶め自衛官の息子を学校から異分子だとする扱いを現場でさせていたときに、北朝鮮に向かっては国をしっかりとさせるには強い軍隊を持つべきだと金日成に言ったというような話は久しぶりに思い出した。自衛隊を明確に「軍」にしておかないと、相手が国際法上の「軍」の扱いをわざとせず、万一捕虜になった自衛官は捕虜の待遇を受けられずゲリラとして処分されかねない。日本を脅かそうとしている国はそんな屁理屈をこねます連中なのだ。

  • Kaori さん

    自衛隊の元航空幕僚長の自主防衛論。なるほどと思うところが多くあります。

  • セイバー さん

    アイデンティティーがむにゃむにゃになる。

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人物・団体紹介

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田母神俊雄

昭和23(1948)年、福島県生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊入隊。航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、平成19(2007)年、第29代航空幕僚長に就任。平成20(2008)年、懸賞論文の内容が政府見解と異なるとして職を解かれ、同年11月に退官。現在は、危機管理、政治、国

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