罪と眠る ヤメ検弁護士・一坊寺陽子 双葉文庫

田村和大

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575528268
ISBN 10 : 4575528269
フォーマット
出版社
発行年月
2025年02月
日本
追加情報
:
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内容詳細

ヤメ検弁護士の一坊寺陽子のもとに、同期で同じ福岡で開業している桐生晴仁から依頼が届く。それは桐生が起こされた懲戒請求の代理依頼だった。「桐生晴仁が佐灯昇を殺した」。懲戒請求の理由に書かれていた人物は桐生の従兄弟で17年前、両親を殺害した罪で収監されている人物だった。陽子は依頼を引き受けるが・・・・・・。仕事はできるがダメなヒモ男を飼っている陽子は桐生に惹かれながらも、懲戒請求の謎を追い始める。ラストにダブルのどんでん返しが待ち受ける、現役弁護士作家による圧巻のリーガルミステリー。

【著者紹介】
田村和大 : 1975年、福岡県出身。一橋大学法学部卒業後、NHKの報道記者を経て、司法試験に合格。弁護士として活動する。2017年、『自白採取』(のち『筋読み』に改題)で第16回「このミステリーがすごい!」大賞で優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • akiᵕ̈ さん

    福岡出身で現役弁護士でもある著者が、福岡を舞台に、ヤメ検となった一坊寺陽子を中心とし、同期の弁護士でもある桐生晴仁からの依頼を受けた事から思いもよらなかった壮大な事件の真相に迫っていく。読み進めていくほどに人物相関が複雑に絡み合っていき、最後の最後に真相の爆弾がドカンと落とされた感じ。プロローグでの兄弟の事がずっと引っ掛かっていたけど、これが最後の最後までキモとなっている。頭の良い人たちの駆け引き、頭脳戦も面白く、リーダビリティもあり楽しめた作品。

  • yuui さん

    55頁の母は私の部屋に行き、戻ってくると、死んでるといいました。ここでピンとくるよね!あっ、これ母親が殺したなって!俺の目は誤魔化せねーぜ😎 これはある意味双子の物語やったよね! 結局桐生に振り回されたお話でしたね! 史郎の弁護をしたかどうか気になったよね🤭 うん、面白かったです🤗

  • りょう さん

    ヤメ検弁護士のところに、同期の弁護士から2件の依頼がある。そこからあれこれスタートして調べていくのだが、最後の最後に、さらにどんでん返しがあり、そこまで、考えなかったなぁという複雑な犯人探しになってます。

  • ayu さん

    ヤメ検弁護士が同期の検事からの依頼を受けたことから始まるミステリ。相続や後見人制度などの法的知識も交えつつ引き込まれて一気読み。勉強になる知識が散りばめられつつ、ラストのどんでん返しに清々しいまでにしてやられて面白かった

  • 古山 雅一 さん

    面白い結末やったわあ。一坊寺陽子は天海祐希やわ。

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人物・団体紹介

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田村和大

1975年、福岡県出身。一橋大学法学部卒業後、NHKの報道記者を経て、司法試験に合格。弁護士として活動する。2017年、『自白採取』(のち『筋読み』に改題)で第16回「このミステリーがすごい!」大賞で優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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