真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

田崎健太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797673562
ISBN 10 : 4797673567
フォーマット
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
515p;20

内容詳細

プロレス界最大のアンタッチャブル――

総合格闘技を創ったタイガーマスクの真実!



1980年代前半、全国のちびっ子を魅了し、アントニオ猪木を凌ぐ新日本プロレスのドル箱レスラーとなったタイガーマスクは、なぜ人気絶頂のまま2年4ヵ月で引退したのか?

UWFにおける前田日明との“不穏試合”では何が起きていたのか? 自身が創設した総合格闘技「修斗」と訣別した理由は?



現在も「21世紀の精神武道」へのあくなき追求を続ける佐山サトルは、その先進性ゆえに周囲との軋轢を生み、誤解されることも多かった。

謎多きその素顔に『真説・長州力』の田崎健太が迫る。佐山サトル本人への長期取材に加え、前田日明、長州力、藤原喜明、中井祐樹、朝日昇ら多数のプロレスラー、格闘家、関係者の証言で綴る超重厚ノンフィクション。



“孤高の虎”の真実が今、明かされる!


【目次】
プロローグ 佐山サトルへの挑戦状

第一章 父親のシベリア抑留

第二章 プロレス狂いの少年

第三章 ガチンコの練習

第四章  『格闘技大戦争』

第五章 サミー・リー、イギリスを席巻

第六章 タイガーマスク誕生

第七章 結婚とクーデター

第八章 電撃引退

第九章 “格闘プロレス”UWF

第十章 真説・スーパータイガー対前田日明

第十一章  佐山サトルの“影”

第十二章  初代シューターたちの苦闘

第十三章  バーリ・トゥードの衝撃

第十四章  ヒクソン・グレイシーと中井祐樹

第十五章  修斗との訣別

エピローグ “孤高”の虎





【著者プロフィール】

田崎 健太(たざき けんた)

1968年、京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館『週刊ポスト』編集部などを経てノンフィクション作家。

著書に『偶然完全 勝新太郎伝』、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』、『ザ・キングファーザー』、『球童 伊良部秀輝伝』(ミズノスポーツライター賞優秀賞)、

『真説・長州力 1951-2015』、『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』、『ドライチ ドラフト1位の肖像』など


【著者紹介】
田崎健太 : 1968年3月13日、京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。著書に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)などがある。早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • T2y@ さん

    神田伯山がラジオ番組で話していた、息子とのファミスタ(野球ゲーム)でも100点差以上の大差を付け、身内にも一切手を抜かなかったと言う件が印象深い。格闘の世界において、既存を破壊し創造する事に長けた妥協なき天才、初代タイガーマスクこと佐山サトル伝。

  • 遊々亭おさる さん

    軽やかなステップで間合いを図り、蜂のように鋭い後ろ回し蹴りを相手レスラーの身体に突き刺し、鳥のように高く空を舞う。アニメから生まれたヒーローは四角いジャングルを縦横無尽に駆けめぐり少年の心を鷲掴みにした。類いまれなる身体能力であのアントニオ猪木をも凌ぐ人気を誇ったタイガーマスクの中の人・佐山サトルの波乱万丈の半生記。格闘家志向が強かった佐山を取り巻くのはプロレスには付き物のお家騒動と魑魅魍魎な人物たち。いわれなき中傷と挫折を経験しながらも未来しか見据えない。60歳を越えた現在も虎は僕たちのヒーローだった。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    「KAMINOGE」連載の、初代タイガーマスク佐山聡の評伝。印象度A− 『1984年のUWF』読んでいたので、佐山の知らない部分を面白く読めた。プロレスの天才でありながら、心にあったのは「真の格闘技の創設」という、当時は誰にも理解されなかったもの。総合格闘技「修斗」の創設に人生を捧げる。格闘技への純粋さがある反面、金にはまったくの無頓着で団体を維持するには向いてない人だと思った。金払いがもとで、UWFも修斗も追い出されてしまうわけで。指導者としてはできの悪い生徒に「殺すぞ」とか言っていたそうで、

  • wakusan さん

    タイガーマスクとして、リングに華々しくデビューした、佐山サトル。彼の軌跡、哲学、苦悩を描いた作品。 ガチの格闘家を志すが、会社の命令でタイガーマスクとして、リングにあがる。 本人の意志と反して、人気があがることから、苦悩と葛藤が始まる。UWFのリングに上がれば、崇高な理想故、周囲から反発を受ける。テレビの応援だけのいちファンとしては、知らなかった事実のオンパレードでした。感激しながら読了。 ただ、プロレスが八百長に近い事実が改めて 本書で痛感し、ショックでした。

  • こうやん さん

    光と影。読了後そんな言葉が、ふと浮かんできた。初代タイガーマスクの華々しいファイト。人々はその眩しさに惹きつけられる。そんなファンを尻目に、佐山は早々にマスクを脱ぐ。そして道を極めるように格闘技の先頭を走って行く。誰も追いつく者はいない。まさに孤高の虎である。彼にとっては、名声やお金よりも大切な物がある。この作者の前作は長州力。偶然にも?二人は山口県出身。

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人物・団体紹介

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田崎健太

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。主な著書に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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