真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男 集英社文庫

田崎健太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087442380
ISBN 10 : 4087442381
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
608p;16

内容詳細

プロレス史上最高のスター・タイガーマスク。佐山サトルはいかにしてその座に就き、そして離れたのか。謎として語り継がれるプロレス時代の「事件」の真相。総合格闘技の先駆者として生み出した「修斗」との訣別の理由。本人をはじめ親族から大物格闘家まで、膨大かつ濃密な取材で佐山サトルの本質に迫る。業界最大のタブーと言われる「孤高の虎」に正面からぶつかった、覚悟のノンフィクション。

目次 : プロローグ 佐山サトルへの挑戦状/ 父親のシベリア抑留/ プロレス狂いの少年/ ガチンコの練習/ 『格闘技大戦争』/ サミー・リー、イギリスを席巻/ タイガーマスク誕生/ 結婚とクーデター/ 電撃引退/ “格闘プロレス”UWF/ 真説・スーパータイガー対前田日明/ 佐山サトルの“影”/ 初代シューターたちの苦闘/ バーリ・トゥードの衝撃/ ヒクソン・グレイシーと中井裕樹/ 修斗との訣別

【著者紹介】
田崎健太 : 1968年、京都府生まれ。早稲田大学法学部卒業。小学館に入社し『週刊ポスト』編集部などを経て99年末に退社しノンフィクション作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Y2K☮ さん

    数々の誤解を解く名著。初めて佐山聡を見たのは新日本でライガーとエキシビションをやったとき。体型も体型だし何がすごいのかわからなかった。でもプロレスに失望し、理想の格闘技を創るためにスターの座を捨てた彼が戻らざるを得なくなった事情を本書で知り、見方が変わった。初代タイガーマスクの鋭くて優美な動きはいま見ても信じ難い。社会現象になったのも頷ける。惜しむらくは多くの天才と同様、お金に鷹揚で無頓着な点。せめてレガースとオープンフィンガーグローブの特許を取っていれば。5月の修斗に佐山道場の選手が上がるとか。見たい。

  • ばんだねいっぺい さん

    著者から、佐山さんへ向けた言葉。「あなたは、自分の理想のために大きな犠牲を払ってきました。多くの誤解を受けながら、言い訳することもない。」これに尽きる。

  • 緋莢 さん

    同著者の『真説・長州力』が面白かったので、こちらも手に取りました。1981年、颯爽と新日本プロレスのリングに現れ、大ブームを起こしたタイガーマスク。しかし、1983年に電撃引退。タイガーマスクの“正体”である佐山サトルは、その後、キック、関節技、投げ技を攻撃の手段とする“新格闘技”を広めようと、UWFに関わり、修斗を立ち上げるも、袂を分かつことに…佐山サトルの姿を書いたノンフィクション。新日本プロレス時代に関しては、上に恵まれなかった(特にアントニオ猪木と新間寿)のは同情しますが、その後はなぁ…(続く

  • ぷにすけ さん

    今更ですが、佐山サトルの存在は大きかった。プロレス、格闘技界両方にこれほど影響を与えた選手もいませんでしたが、この本を読んで改めて実感しました。しかし、旧UWF以降も波瀾万丈だったんですねえ。

  • たらお さん

    タイガーが語る新日、UWF、そして修斗。佐山は全然ぶれない。決してマスクで闘うのが嫌という訳ではなく、自分の目指す格闘技を広めようと、タイガーマスクで人気絶頂の時に新日を退団。しかし、理想で飯は食えず、最後までお金に困っている。現役選手が経営をやる難しさと無謀さが伝わるし、ショー的要素をもう少し入れられると違ったと思うのだが・・・。タイガーのキレキレのローリングソバット。ロレスのソバットは相手を傷つけないように胸に当てる。数センチもずれてはいけないので高等技術が必要。格闘技用は鳩尾を狙う。

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人物・団体紹介

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田崎健太

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。主な著書に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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