弟の夫 2 アクションコミックス / 月刊アクション

田亀源五郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575847413
ISBN 10 : 4575847410
フォーマット
出版社
発売日
2016年01月12日
日本
追加情報
:
176p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 澤水月 さん

    落涙しっぱなし。表紙の3人以外の世界が入り込んでくる。同性愛に寛容なようで息苦しい日本の世間さま…楽しいはずの団欒で古典的カケアミや集中線だけでどんどん不穏さ表し、大人の濃密な時間経過を縦割り3コマ昼から夜景へ移りゆく風景画だけで表す巧さはまさにアート。普段の濃密筋肉体毛性愛描写の人があえてシンプルに子供も読めるように(少年が実に良いし今まさに話題になっていること)、誰にも潜むかもしれない差別意識を浮き彫りにする。コラムもますます深み、ラバー愛好まで出てきた。本当にいつもながらエモ、ストーリー運びうまい

  • 山田太郎 さん

    同じくらいの年の娘いるんでなんとなく、ゲイのどこが悪いか聞かれたらそりゃ困るよなと思いつつ、弟から俺はゲイと言われてそりゃよかったとも言えないので、なんか考えさせられるマンガであるというか。3人のほんわかとした雰囲気は好きだなというかオチは兄ちゃんと付き合いだすとかじゃないよな、やっぱり。

  • ネギっ子gen さん

    写真の主は、別れた奥さん。そりゃ、あの飾った写真見たら、マイクならずとも死んだと思っちゃうよね。夏樹自身、「別れた女房の写真なんて飾らないよね」って言ってるし。マイクが逗留することで、弥一は、ゲイのこと、亡くなった弟のことを知っていく。例えば<同性愛者だというだけで、まるで性犯罪者か何かのように>世間から思われ、そして自分だって、結局は世間の人と同じ見方をしていたのではないか、と……。そして思う。<夏樹が傷付かないように守り、人を傷付けるようなことをしない子に育てる。それが俺の、父親としての義務だ>と。⇒

  • GAKU さん

    ユキちゃんのお母さんには腹が立った。でも多くの人は、同じ対応かな?中学生の一哉は、マイクと知り合えて良かった。これ、読んでいて、所々でホロッと来ちゃいます。

  • 辺辺 さん

    積本崩し。切断のため、再読(間が空いて初登録だが)現にまだ日本の色んな問題点を指摘している。同性愛者だというだけでまるで性犯罪者か何かのように子供から遠ざけるべき存在だと思う親もいる。タトゥがあるだけで怖い人と見られ、風呂屋やプールには入れない。お隣さんのゲイの中学生で、誰にも相談できず、初めて人に悩みを打ち明ける時の緊張と怖さ。それらを全て暖かく包み込むマイクにも失ったパートナーとの記憶が切ない。ミニコラムが奥深くて為になるな。夫婦別段仲悪くなくとも結婚=幸せとは限らない。片親家庭でも差別べきではない。

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人物・団体紹介

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田亀源五郎

ゲイ・エロティック・アーティスト。1964年生まれ。多摩美術大学卒業後、アート・ディレクターをしつつ、86年よりゲイ雑誌にマンガ、イラストレーション、小説等を発表。94年から専業作家となり、ゲイ雑誌『G‐men』(ジープロジェクト)の企画・創刊にも協力

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