CD

Viola

田中詩織 / 伊藤志宏

基本情報

カタログNo
:
SS1104A
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ジャンルの枠にとらわれない自由な発想のヴィオラ奏者、田中詩織による初のヴィオラ・ソロ・アルバム!
J-POPの有名アーティストのレコーディングやライブサポート、CM等幅広い活動と、世界的にも珍しいヴィオラのアドリブ演奏も行うソロ活動で注目を集めている田中詩織。本作は彼女の初のソロ・アルバムであり、ピアノには、Shima & Shikou DUOでフジロックに出演した気鋭のピアニスト、伊藤志宏を迎えて、ヴィオラという楽器の魅力を余すところなく発揮したオリジナル作品です。華やかなヴァイオリンに隠れがちなヴィオラは実は奥の深い楽器です。そのくすんだ深みのある音色、渋みのある響きは、ジャジーで官能的に聞く者の想像力をかき立ててくれます。東京音楽大学で兎束俊之、豊嶋泰嗣、クロード・ルローンらにヴィオラを師事した田中詩織の日本では恐らく初めてのヴィオラのソロ・アルバムは、クラシック、ライト・クラシック・ファンだけでなく、ジャズ・ファンにもオススメです。
(メーカー資料より)

内容詳細

ヴィオラのノーブルでいささかおっとりした響きの魅力や特質を存分に聴かせつつ、颯爽しなやかなアドリブや、間を外さぬリズミックな動きへの切れ込みなど、飄とジャンルを渡った音の姿がたおやかにして清新。それでいて、狎れた軽さではなくじっくりとした音とウタの旨みが後に残る。なかなか。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. The Viola
  • 02. 霞月
  • 03. Fascination
  • 04. My Funky Valentine
  • 05. PINOCO
  • 06. 春雷
  • 07. ラルゴとピノコ
  • 08. 月影紺碧
  • 09. The Viola
  • 10. September second
  • 11. 慕情

ユーザーレビュー

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日本では数少ないヴィオラの若手ノンジャン...

投稿日:2011/10/30 (日)

日本では数少ないヴィオラの若手ノンジャンルプレイヤー。数多くの有名プレイヤーとの共演の実績もあり、活躍する分野はクラシックからJazzまで多岐にわたります。 ビオラという楽器、聴く側にとってはヴァイオリンが少し大きくなった程度で大して変わらない楽器なんじゃないか、と思うかもしれません。 ただし、弦の音域が異なるせいか、自分の音楽に弦のメロディーを演奏するサウンドが欲しい、だけどヴァイオリンだと目立ちすぎる、という人にとってビオラの出す音域は丁度よい具合にあるようで、、様々なジャンルの音楽にチェロとともに活躍の場を広げてきています。 そんな彼女のCDがあるというので入手してみました。その音色は一度聴いたら虜になる人が多いようで、ライブでは熱心なファンの方が全国から駆けつけてくるようです。 作品は黙って弾けば奥深いメロディを生み出す気鋭のピアニスト、伊藤志宏とのDuo。 クラシックでもなくポピュラーでもなく。独特の世界観が広がっていました。 「霜月」「春雷」は聴いていると少なからずピアノが目立ち過ぎではないかという感もありますが、自分が主役であっても人が書いた曲で本人が演奏する場合はおそらくそのプレイヤーをより引き立たせているように演奏しているのではないかという気がします。 確かに他のプレイヤーとの演奏を聴いていると「凄いな」って思う部分ではあり、改めて才能の高さを感じました。 そして即興演奏のテクニックが評判だそうですが、そのセンスの良さは収録曲のオリジナル「My Funky Valentine」にストレートに現れています。 ポピュラーであってもJazzであっても影ながら主役を支えるアンダースタディな存在であることが多いのですが、彼女のしっかりとしたサウンドは タイトル曲でもある「Viola」を聴けばはっきりとするのではないでしょうか。さして前に前に出て行こうとはせず、でも存在ははっきりと。 隠れがちなヴィオラを主役の座へ押し上げようとまっしぐらに突き進む、そんな意気の感じられる作品です。

Arashi さん | 神奈川県 | 不明

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