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ISBN 10 : 459409399X
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聖徳太子をキリストに仕立てようとした蘇我馬子の狙いとは?仏教受容をめぐって古代日本で起きた権力闘争の本質に迫る!『ユダヤ人埴輪があった!』『京都はユダヤ人秦氏がつくった』に続くシリーズ第3弾。蘇我氏の野望と聖徳太子伝説を読み解く。
目次 : 蘇我氏四代の先祖たち―崇峻天皇暗殺と聖徳太子一族を滅亡させた一族/ 厩戸皇子という名と蘇我馬子という名前―蘇我=我蘇り、厩戸の皇子=キリストの符号/ 丁未の役―蘇我・物部氏の争い/ 蘇我馬子による崇峻天皇の殺害/ 推古天皇の即位例外性/ 馬子はいかに聖徳太子をキリストにしたかったか/ 聖徳太子の思想が馬子の謀略と対決した『三経義疏』と「和」の思想/ 聖徳太子創建になる神社/ 法隆寺『釈迦三尊像』の光背に刻まれた銘文の意味/ 聖徳太子は暗殺されたか―妃と太子の薨去日の一日のずれの意味/ 『天寿国繍帳』の意味すること/ 法隆寺所蔵の国宝『玉虫厨子』の主題について/ 『唐本御影』図について/ 蘇我入鹿による山背大兄王一族の暗殺/ 乙巳の変―蘇我氏支配の終焉/ 「大化の改新」とは何か―聖徳太子の政治史王の実現の試み
【著者紹介】
田中英道 : 昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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