やはり義経はチンギス・ハーンだった フォルモロジーからの再検証

田中英道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784286244822
ISBN 10 : 4286244822
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
212p;19

内容詳細

源義経はモンゴルに渡り、天神・成吉思汗になった。戦後の自虐史観の中で「源義経=チンギス・ハーン」説が封殺された理由を読み解く。

目次 : 第1章 「義経=成吉思汗」説をフォルモロジーで解読する/ 第2章 「義経=成吉思汗」説を支持した知識人たち/ 第3章 義経は「自害」した後、どんなルートで北海道へ渡ったか/ 第4章 大陸に渡ってからの天神=義経の活躍を追う/ 第5章 義経=成吉思汗のユーラシア大陸征服はなぜ成功したか/ 第6章 義経=成吉思汗はなぜ世界で尊敬されたか

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yamatoshiuruhashi さん

    本書でも論及されている高木彬光の「成吉思汗の秘密」は高校時代に読んで、面白い推理小説だと思った。それ以来の義経チンギスハン説の本。著者は真面目に考えて書いているのだろうから、ここは、そんな考え方もあるのか、ということにしておこう。何と言っても、これが事実だったら面白いから。

  • 軍縮地球市民shinshin さん

    「フォルモロジー」とか言ってるけど、最初にわずかしか言及していない(笑)。義経とチンギス・ハーンの肖像画を見比べて、顔のパーツの表現が似ているとか指摘して、これが「フォルモロジー」なのかと思った。後は先行研究(小谷部全一郎、佐々木勝三、田中良一など)をまとめて、義経とチンギス・ハーンが同一人物かを論証しているが、まぁ牽強付会な語呂合わせのオンパレード。テムジンは天神から来ているとかそんなレベルである。ここまで来たら著者は突っ走ってもらいたい。

  • KAN さん

    かつて、高木彬光の「成吉思汗の秘密」をおそらく高校時代だったかに読んで、関心はもっていたが、「邪馬台国の秘密」以上にかなり無理のある説だと思っていた。しかし、田中先生のフォルモロジー、日本に渡来したイスラエル、秦氏の言説に大きな日本の可能性を見出す気がしていたので、この説も一定のうなずかせるものがある。なにしろ、モンゴル帝国は名前だけで、ほとんど無知なので、改めてこういった歴史を見直すことは、世界の中の日本を見直すことにもつながるのだと思う。

  • かずさん さん

    1つの説としておもしろいとは思った。

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人物・団体紹介

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田中英道

1942年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国

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