銀河英雄伝説外伝 4 螺旋迷宮 創元SF文庫

田中芳樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488725143
ISBN 10 : 4488725147
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
15cm,280p

商品説明

民間人救出の功により、突如若き英雄に祭り上げられたヤン。新たな命令により、彼は43年前に戦場に散った勇将アッシュビーの死の真相を探ることになるが……。外伝第4弾。

内容詳細

惑星エル・ファシルからの民間人救出の功により、突如若き英雄となったヤン・ウェンリーに、新たな任務が課せられた。43年前に戦死した、同盟軍の勇将アッシュビーの死に対する謀殺疑惑を晴らすこと。彼が戦場で見せた神業のような用兵。ともに死線をくぐり抜けた戦友たちとの複雑な関係。死せる英雄の光と闇を追う探偵行は、若き智将を入り組んだ謎の迷宮へと導く。外伝第四弾。

【著者紹介】
田中芳樹 : 1952年、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。78年「緑の草原に…」で幻影城新人賞受賞。88年“銀河英雄伝説”で第19回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふみあき さん

    私の記憶が確かならば、フョードル・パトリチェフが印象に残る活躍を見せるのって、この巻とヤン・ウェンリーが暗殺された時だけのような気がする。

  • いわし さん

    少佐になったヤン・ウェンリーが43年前に戦死した提督アッシュビーの死の真相を調査する。アッシュビーは同盟軍最大の英雄とされ、彼の幕僚は宇宙歴730年にともに士官学校を卒業した同級生で固められ、730年マフィアと呼ばれていた。野球でいえば松坂世代、邦ロックでいえば98年の世代のような。本編では出てこない世代が紡いだ歴史ロマンに、そして本編でヤン・ウェンリーの脇を固める面々との邂逅にグッとくる。パトリチェフはこの頃から頼りになるし、真面目で冷静なムライ中将(この時中佐)の登場も嬉しい。でもユリアンが足りない。

  • シタン さん

    我らがヤン・ウェンリーの前日譚。若き日のヤンの青さと人間くささを堪能した。“エル・ファシルの英雄”となってしまった青二才に課せられた任務は、勇将アッシュビーの死に対する謀殺疑惑の究明であった。歴史家志望のヤンの、ささやかな過去への旅である。 歴史家と探偵は、隠された過去を魔術のように現代へ呼び起こす点で似ている。まさしく魔術師ヤン(ヤン・ザ・マジシャン)は既にここにみえる。 のちに本編で活躍する仲間たちとの出会いなどが描かれてそれも魅力。個人的にはヤン・キャゼルヌ・アッテンボローのトリオが好き。

  • Aquarius さん

    ヤンが少佐時代に起こった出来事。私の中では外伝というイメージに一番しっくりきた。拝命によりエル・ファシルからエコニアへ、ヤンの台詞に下らなさも加算して不満がノッてきてるのを改めて感じる。これを持って1巻が始まると思うとまた、感慨深い。ちょっとしたミステリーのような構成だけど、実はそうではない。残る外伝も後一巻、楽しもうっと。

  • 紫伊 さん

    ヤンの青年時代。独特の落ち着きはあるものの、端々に若さが感じられ、本編の彼に至るまでいろいろな体験をしてきたのだろうなあと思い馳せた。本作のヤン探偵が43年前の事件の真相に迫るということも面白く、ヤン探偵のその時代を生きた人々の言葉の欠片から真相に迫っていくのもとても好き。キャゼルヌ、アッテンボローパトリチェフ、ムライなど同盟の面々との出会いや関係が見えるところも楽しく、ケーフェンヒラ―の老練さはすごく魅力的。ほかの外伝とはまた違う面白さだった。

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人物・団体紹介

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田中芳樹

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年『緑の草原に…』で第3回幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞、2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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