田中 美里（たなか みさと、1977年2月9日 - ）は、日本の女優、声優。石川県金沢市出身。株式会社アンプレ所属。

来歴・人物

北陸学院高等学校卒業。幼少期に児童劇団で舞台などに出演。1992年に第6回全日本国民的美少女コンテストで本選進出（グランプリは佐藤藍子）。その後オスカープロモーション所属でのモデル業を経て1996年の「第4回東宝シンデレラコンテスト」審査員特別賞受賞により芸能界デビュー。1997年のNHK連続テレビ小説『あぐり』（美容家・吉行あぐりの自伝をドラマ化）のヒロインを務める。その後、数々のドラマ、映画に出演し、特に主演を務めた映画『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』の演技は、高く評価されている。

本業の女優に加え、2003年にNHK衛星第2テレビジョンで（2004年にはNHK総合テレビジョンでも）放映された韓国ドラマ『冬のソナタ』のチェ・ジウの吹き替えで、声優としても活動している。ジウ自身も田中の声を大変気に入っており、「自分のドラマが日本で放送されるときは必ず彼女に吹き替えを担当して欲しい」という宣言をしているほどである。

2012年5月末日付けで、所属していた東宝芸能を退社。個人事務所を設立し、独立した。

エピソード

• 英語が好きで、デビュー前は海外留学を目指していたという。
• 女優の野村真美とは、同じ事務所で、血液型、身長、体重もほぼ同じ。
• 乗馬などもたしなむ。
• 『あぐり』で共演した能楽師の野村萬斎は、あぐりのエイスケに対する感情にリアリティを持たせようと、当初はわざと憎まれ役になり、田中に対してきつくダメだしをしていたという。そのため、田中は野村のことを始めは苦手に感じていたという。しかし、野村の演技指導の効果もあり、夫婦役はとても良いコンビネーションとなった。…

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