岡倉天心 茶の本 現代語でさらりと読む茶の古典

田中秀隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473038913
ISBN 10 : 4473038912
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;18

内容詳細

明治39年5月に岡倉天心の『茶の本』がニューヨークで出版された。おりしも日露戦争に勝利した極東の小国に、西洋の奇異の目が向けられていた頃である。若くして欧米を視察し、中国、インドも見聞した天心は、東洋の素晴らしさを西洋に訴えようとした。東西共通の飲み物である「茶」を媒介にして。100年以上も前に書いたいまなお普遍の日本文化論、芸術論。

目次 : 第1章 人間性を盛る一碗/ 第2章 茶の流派/ 第3章 道家思想と禅道/ 第4章 茶室/ 第5章 芸術鑑賞/ 第6章 花/ 第7章 茶人たち

【著者紹介】
田中秀隆 : 1958年、東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。茶名・仙堂(せんどう)。大日本茶道学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • お萩 さん

    どれから読んだら良いか分からずさらりと読めそうなもので概要を掴もうとしてみる。道教の話の辺りで「あれこれお茶の本ではなかっただろうか」と目が泳ぎ、花御供の章で「花によっては死を誇りとするものもある」などと書かれてはもう。恐ろしい世界を覗いてしまった気持ち。不完全なるモノへの崇拝と儚い試みが茶道。(…という事を理解するにはまだまだ遠くて…)

  • Tomoko 英会話講師&翻訳者 さん

    岡倉天心が西洋に伝えようとしていたことはどんな事なのか興味があって読んでみた。さらりと読めるけど深い深い茶の世界。書いてあることを理解するには、もっと日本のことを学ばなきゃ。「利休の最後の茶」p.141〜

  • amabiko さん

    いろんな日本語訳があるが、本書の訳は非常に明晰。段落ごとの小見出しも、難解な原書の理解を助ける。Teaismとtea-ceremonyの使い分け、肝となる概念の一つthe Unsymmetricalの訳語「数奇」についてなど、60pにおよぶ詳細な解説も明解。

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