田中敦子(フードコーディネーター)

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もののみごと 江戸の粋を継ぐ職人たちの、確かな手わざと名デザイン。

田中敦子(フードコーディネーター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062177924
ISBN 10 : 4062177927
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
190p;22

内容詳細

目次 : 黄楊櫛―竹内勉/ 江戸切子―小林淑郎/ 犬張子―田中作典/ 江戸筆―亀井正文/ 江戸指物―戸田敏夫/ 江戸扇子―深津佳子/ 本手打ち毛抜き―倉田義之/ 江戸小紋―小宮康正/ 足袋―石井芳和/ 東京桐箪笥―林正次〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おゆ さん

    写真は品物、手元、道具、職人で計3項。文章は経歴やインタビューを上下段組で計3項。33人の職人をそれぞれこの枠に収めて紹介するので、内容は広く浅い。けれどもそこに内包されるものの深さ重さを思わずに読める人はいないだろう。巻末には注釈の他に、品物を買い求める際に必要な情報が付せられているが、甲冑や鼈甲のような高価な品を除いては、どれも手が出ぬほどの額ではない。「手をかけすぎると値が上がる」と、買う人のために腕を磨く職人の意地がそこに見える。しかもある人は「技は借り物」と言い、独占することを良しとしない。

  • おさと さん

    皆様素晴らしすぎ。職人さんは本当に凄い。プロ中のプロだ。

  • ZEPPELIN さん

    和風総本家の書籍版のような作品。どれも直に手にとってみたくなるものばかりで、でも仮に入手できたところで勿体なくて使えなそうな逸品ばかり。五年や十年で習得できるような技術ではないという自負が感じられるし、釣り好きとしては竿に惹かれる。ただ、大量生産で品質も悪くないものが溢れている時代において、こういった職人さんの数が減り、後継者育成も容易ではないという状況はどうしたらいいんだろうか。こういった和の世界がなくなっていくのはあまりにも悲しい

  • doji さん

    江戸の手わざのムック本の拡張版、といった感じ。テキストも写真ももう少し読み応えのあるものだった。読みながら思ったのは、こういったものの作り方の中で、材料は加工の仕方ではなく、使った時の利便性や効能によって選ぶという、当たり前のことのだいじさだった。加工がしやすい、量産しやすい、ということのプライオリティは下がっていく。それがなにより素晴らしい。

  • Hatsumi Sakoda さん

    こういう職人仕事、絶滅危惧種にしちゃあいけねえよな…。

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