横須賀鎮守府 有隣新書

田中宏巳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896602241
ISBN 10 : 4896602242
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;18

内容詳細

鎮守府とは明治期に設置され太平洋戦争の敗戦により消滅した日本海軍の地方軍政機関であり、横須賀のほか呉、佐世保、舞鶴に置かれた。その中でも最も早い時期から機能していたのが横須賀であった。本書は明治初期からの海軍をめぐる状況を読み解くことから始まり、横須賀鎮守府設置の経緯から終焉にいたるまでの全体像を紹介するとともに、日本史・海軍史・地域史のなかに位置づける。

目次 : 第1章 横浜から移った横須賀鎮守府/ 第2章 横須賀造船所と横須賀海軍工廠/ 第3章 船台・船渠と海軍水道の整備/ 第4章 東京湾口を守る横須賀の陸軍/ 第5章 海軍軍人のマザーランド/ 第6章 海軍航空隊と海軍航空技術廠/ 第7章 国内の動揺と横須賀鎮守府/ 第8章 太平洋戦争期の横須賀鎮守府/ 第9章 引揚援護活動と海上自衛隊の発足

【著者紹介】
田中宏巳 : 1943年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。同大学院博士課程満期退学。防衛大学校・帝京大学教授、海軍歴史保存会海軍歴史編纂委員、横須賀市史専門委員などを務める。現在、防衛大学校名誉教授。専門は近代日本軍事史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いりあ さん

    提督にはお馴染みの「横須賀鎮守府」。タイトルのとおり横鎮の歴史が中心ですが、海軍の中心的な役割を担ってきた場所であり、本書も明治以降の日本海軍の歴史を俯瞰した内容となっています。著者の田中宏巳は防大の教授だったということで、このテーマも納得。地元でも知らないことが多く、舞鶴などは引揚記念館などがあり有名ですが、浦賀でも行われていたことは知りませんでした。旧横須賀鎮守府長官官舎である田戸台分庁舎は期間限定ですが、年に数回(春・秋)、一般公開されているので、これを読んで訪れてみるのも楽しいと思います。

  • onepei さん

    コンパクトで読みやすい

  • gauche さん

    海軍史を横須賀鎮守府という視点から俯瞰している。ワシントン条約による造船抑制については、使用するする水の量が増大していることから単純に抑制したわけではなかったことを指摘するなど、新しい観点を貰えた。図書館で借りたんだけど、買い直しても良いな。

  • どっかの人 さん

    戦前の日本の海軍に興味のある人なら読んで損はないと思います

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