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人類は衰退しました 8 ガガガ文庫

田中ロミオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094513936
ISBN 10 : 4094513930
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
戸部淑 ,  
追加情報
:
274p;15

内容詳細

あにめのこうかは、ばつぐんです?

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。壊滅状態となったクスノキの里の人口は激減しました。そんななか、わたしの祖父は、好事家の貴族に誘われて旅行に出かけてしまいます。行き先は――月。念のため、丸まり状態の妖精さんをひとりお供につけたものの、心配で不眠症になってしまったわたし。不思議な夢を見ることに……。あにめのこうか、ばつぐんです? にんきばくはつちゅ!

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読書メーターレビュー

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  • スズ さん

    前巻の騒動で壊滅してしまった里の復興に励むわたしちゃんですが、潤沢な支援物資の供給に頼りきって働かない大人達と止まらない人口流失に頭を悩まされたりとトホホな巻でした。出産が近いのに産科医が引っ越してしまったので対応しろと食って掛かるヤンママが強烈でしたが、出産の不安と家族や親類等頼れる人が誰もいない怖さがあった事を知って納得。中々産まれてくれない我が子に「出てきなよ〜、一人は寂しいよ〜」とお腹に声を掛ける姿が凄く素敵でした。悪友のYも今回は疲労マックスのわたしちゃんの事をサポートし続けてくれて良かったです

  • Yobata さん

    妖精さんが主流になった地球で調停官の仕事をするわたしの物語第8弾。「妖精さんたちの、ゆめであえたら」の一本。クスノキの里が崩壊し、住人の流出などで復興がままならない中、プチモニの提案で拡張現実を利用した復興に着手することに。しかしヤンママ出産の医師不足問題など一向に解決の道筋が見えず不眠症のわたしに妖精さんがくれた薬でクスノキの里の皆が夢の中に?という話。3巻以来の一冊ブチ抜き一話。前回のモニュメントの暴走による里が崩壊。しかし国連からの支援物資が常に流れてくる状態に胡座をかいて停滞し、さらにはなんでも→

  • HANA さん

    シリーズ八冊目。今回は長編で全編を通して昨今よく耳にする仮想現実を扱った内容。メタバースという奴ですな。最近イベントとタッグを組んで、ある場所に行けば推しキャラと写真が撮れるというイベントを目にしたけど、それを先取りしたような内容。あと災害で一度壊滅した過疎地の医療問題と苦情のクレーム対応的な所も含まれていたので、その点読むのが辛い場所もありました。自由人の多い職場ってある種のキツさあるからなあ。とあれ今回も妖精さんの道具による騒動を楽しませてもらいました。今回に限っては現実でも早よ実現しないかなあ。

  • PSV さん

    夢の話。SF色が強くて面白かった。巻をまたいで続くって、初めてじゃね?キャラクタが多くなってきてるからか、わたしとようせいとの絡みが若干少ない。それでも、全然面白いんだけど。さあ、次は宇宙か(笑)  ★★★★★

  • シュエパイ さん

    なんだかオールキャストでお送りする、復興物語withクスノキの里。あぁ、なんかこう、みんなの心が緩やかに挫けていく様子が、とってもとっても胸に刺さって……。逆子を生むのに医者がいないヤンママさんも、不眠症を抱えるほどの私ちゃんも、心がささくれるのが伝わってきて、不安で悲しいのです。夢の中くらい、心地よく。でも、夢は必ずさめなくちゃいけません、かぁ……。ちょっぴり溜息なのですよ。あ、最後のARの活用方法は良いよね!なんか、すごくルーンファクトリーチックなシステムになったけど(笑)

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田中ロミオ

ゲームシナリオライター・小説家

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