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人類は衰退しました 2 ガガガ文庫

田中ロミオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094510447
ISBN 10 : 4094510443
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,326p

商品説明

予測不能な不可思議物語、ゆるやかに加速中

 上司でもある祖父のもと、わたしはついに調停官デビューを果たしました。妖精さんも慣れればかわいいものです。よゆうです。えっ、助手さんが……現場復帰ですか?――え。わたしがお迎えに!? 待望の続編登場!

内容詳細

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。…なんですが。高い知能を持つ妖精さんのまわりは不思議なことだらけ。理解不能なおかしな道具を創って、わたしの身体を小さくしたり。現場復帰する祖父の助手さんのお迎えに、何度も何度も行かせたり。…そんなこと、報告書には書けません!えっ?わたしが一因?ではないですよ!?お疲れの人類の脳に刺激と安らぎを…。

【著者紹介】
田中ロミオ : 1973年生まれ。PCゲーム中心に活動するフリーランスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei さん

    ようせいさんの謎は相変わらずだけど、このふわふわした感じが心地よい。時々ようせいさんのやり取りがネラーのように感じることもあるが。

  • 佐治駿河 さん

    面白いと言うか色々と感心させられる。前半は知能を粉末に変換させてしまう計量スプーンの話。後半は時間の話。こちらの後半は確かアニメ化された部分でしたよね?時間の話は我々は知る物理法則が異なる世界であればこの作品の様な時間の流れが起こり得るかもと真剣に考えてしまいましたね。また、それと部分的な所ですが「文明の恩恵から離れ自給自足の生活に入ったグループ世代を経る事で科学の知識は理論では無く儀式に」との内容は非常に興味深いですね。

  • ぺぱごじら さん

    妖精さんに盛大に振り回される第2巻。時間と常識の概念が異なる妖精さん達と、調停官としてそれなりに真面目に働こうとするほど『遊んでんじゃない!』と叱られてしまいがちな主人公がやや気の毒(笑)。キャラ増員で『助手』くん登場。助手くんの『不確実性』と、妖精さんの『ささやかな願望』がリンクした事件は、案外微笑ましいところに着地。ただ『パラドックス』たちの始末は(笑)?2013-73

  • KUWAGATA さん

    一巻を読んだ限りでは、てろりんとした終末世界での妖精さんたちとの日常系てき物語が淡々と繰り広げられていくのかと思いきや、小さくなったりオツムが残念なことになったりおかしな時空に迷い込んだり、なかなかハードな内容でした。もちろん、ゆるふわな独特の世界観は何も変わってないので、安心して物語を楽しめました。ダンゴムシや植物の本能の声がすごく秀逸で、とてもリアリティを感じました。面白くて、でもちょっと考えてみたら何げに怖い内容で、すごく不思議な魅力にあふれる作品だと思います。続きも楽しみ!

  • た〜 さん

    やっぱりゆるいです。ゆるいお話2篇です。お知り合いが次々お亡くなりになって主人公も死にかけてシリーズ終了の危機にまで行ってもゆるいです。もう1篇はループもの。ゆるい話でお腹いっぱい。続きはしばらく先で良いや

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田中ロミオ

ゲームシナリオライター・小説家

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