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人類は衰退しました ガガガ文庫

田中ロミオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094510010
ISBN 10 : 409451001X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,259p

商品説明

もう地球は妖精さんたちのもの??

 人類がゆるやかに衰退、地球は「妖精さん」のものとなった。人間と妖精との仲介を行うのが、国際公務員「調停者」=人見知りの激しい少女=主人公のお仕事。美少女ゲームシナリオライター田中ロミオが小説デビュー!

内容詳細

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の“調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが…。田中ロミオ、新境地に挑む作家デビュー作。

【著者紹介】
田中ロミオ : 1973年生まれ。PCゲーム中心に活動するフリーランスライター。小説の仕事は『人類は衰退しました』が初(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei さん

    なんかすごく物哀しそうな世界に妖精さんがワイワイ話しているのが面白かった。なんとなく妖精さんがネット社会なのかな?と思った。著者の田中ロミオがゲームのシナリオライターで活動していた作品に興味を持って本書を手に取った。

  • KUWAGATA さん

    灼熱の小早川さんから来ました。作風は全然ちがいますが、底流しているものは共通しているように感じます。この世界観はヨコハマ買い出し紀行を思い出して懐かしかった。文明や人類の終焉期というのは、意外とこんな風に悲壮感とは無縁ののんびりしたものなのかもしれません。人間が歳をとって全てに倦怠感を抱いていくように、生物の種としての終わりの時期も、ムダなあがきとは縁がないのかもしれませんね。今後、いろいろ伏線が明らかになっていくのでしょうが、できればこんなゆるやかな物語が続いていくことを望みます。

  • 佐治駿河 さん

    奇妙な世界を上手く描いている作品ですね。昔アニメ化をしている作品ですので手に取ってみました。これはアニメがこのノベルの世界観を翻訳してくれたようなものであり、そのアニメを視聴しているので受け入れやすいですが、アニメを見ずに所見で読むと理解しがたい部分が多くあり賛否別れる作品ではないでしょうか?読み始めて受け入れがたいと思った方は、ぜひアニメを数話視聴してからこの作品に触れた方がより作品を楽しめると思います。

  • kariya さん

    SFの人達の評価が高かったので、久々のラノベに挑戦。えええと、ユル系終末後地球文学という枠で正解? 妖精さんの大騒ぎ後半に必ず投入されるブラック発言が好き(笑)。巻を重ねるともっとSFしてくれるなら、続きも読んでみたいかも。

  • いおむ さん

    アニメから。妖精さんが登場するまでマッタリ過ぎてちょっと舟を漕いでしまいました^_^;妖精さんとの絡みはサイコー!笑えます。

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田中ロミオ

ゲームシナリオライター・小説家

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