それホントに体にいい?無駄?「健康神話」を科学的に検証する

生田哲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794226280
ISBN 10 : 4794226284
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
416p;19

内容詳細

「水をたくさん飲んで脱水予防」「カゼを引いたら抗生物質」
「骨粗しょう症はカルシウム不足が原因」「適量のお酒は健康にいい」・・・
その間違った健康知識が、あなたの身を危険にさらす!

本書は、健康にまつわるさまざまな「通説」を「健康神話」と命名し、その真偽を一つひとつ科学的に判定し、科学的根拠にもとづく健康知識を提供するものである。
検証で採用されている文献のほとんど全部が、海外の一流科学・医学雑誌に掲載された論文であり、企業がスポンサーになっていない(公正な)研究によって得られた論文である。よって本書が提供する健康情報は非常に信ぴょう性が高い。
幅広い健康情報を扱う本書を読むことで、良いサイエンスと悪いサイエンスを見分ける眼力が養われ、その眼力を用いて健康情報を自分で取捨選択することができるようになる。健康リテラシーが上がることで、あやしいサプリや医者に引っかからず、自分の健康を自分で守れるようになる。

<目次より>
01・バイ菌についての4つの神話
02・コーヒーについての6つの神話
03・チョコレートについての5つの神話
04・アルコールについての4つの神話
05・ビタミンサプリについての6つの神話
06・砂糖についての5つの神話
07・人工甘味料についての5つの神話
08・水についての5つの神話
09・がんについての6つの神話
10・抗生物質についての5つの神話
11・牛乳についての6つの神話
12・カルシウムについての5つの神話
13・肥満・代謝についての6つの神話
14・糖尿病についての5つの神話
15・瞑想についての5つの神話
16・ビタミンDについての4つの神話

【著者紹介】
生田哲 : 1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、生化学、医学、薬学、教育を中心とする執筆活動や講演活動、脳と栄養に関する研究とコンサルティング活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • チャー さん

    様々な場面で耳にする健康にかかわる噂を科学的見解で考察し解説した本。食べ物や病気、生活習慣にわたり、良いことと悪いことが端的に広く伝えられているが、実際のところどうなのかという点を各種論文を参照し詳しく説明しており大変興味深い。珈琲の利尿効果についてはなるほどと感じた。スーパーフードという言葉は多少喧伝の面もあるようだ。アルコールのちゃんぽんの実際には意外な点を感じた。人口甘味料の弊害、水道水は実は管理が厳しい、カルシウム不足の実態など、多くの項目について自身イメージが先行しているという状況を再認識した。

  • tetsubun1000mg さん

    牛乳は体に良い、背が伸びるというのは日本では定着していると思うが、科学的には根拠がなくアジア人はおなかを壊す人が多いとか。 日本人に多い糖尿病は砂糖が一番良くないし、適度な運動と食事が一番の効用という事には納得。 

  • 双海(ふたみ) さん

    本書は、健康にまつわるさまざまな「通説」を「健康神話」と命名し、その真偽を一つひとつ科学的に判定し、科学的根拠にもとづく健康知識を提供するもの。牛乳は健康によくないという説は時々目にします。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    少しの飲酒は全く飲まないよりも健康にいい→ウソ。 適量のお酒なら休肝日が無くても大丈夫→ウソ。 ビタミンのサプリを飲んだ効果は証明されていない→ホント。 砂糖は摂取しないほうが体にいい→ホント。 健康のためには清涼飲料水よりも100%果汁のジュースを飲む方が良い→ウソ。どちらも健康に悪い。 一日3杯以上の牛乳を飲むと死亡率が高くなる→ホント。などなど。専門家でない一般消費者には、わかりませんわ。食品と医薬品のウソは、どこか公的機関で情報開示して欲しいですな。

  • さとまる さん

    医療や健康に関する「常識」や「神話」をホント・ウソでバッサバッサと切っていく。が、あまりにも快刀乱麻すぎてかえって疑念を抱いてしまう。著者の他の著作のタイトルもトンデモ医療系のような印象を受ける。根拠となる文献も提示されているがチェリーピッキングの印象を拭えない。健康に関することならまだしも、医療に関することで間違った知識による健康被害があってはいけないので、医療者側から『土偶を読むを読む』のような検証本が欲しいところ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

生田哲

1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品