鎌倉だから、おいしい。

甘糟りり子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087880373
ISBN 10 : 4087880370
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

この本を手にとってくださって、ありがとう。
でも、もし、あなたが鎌倉の飲食店のガイドブックを探しているのなら、
ごめんなさい。これは、そういう本ではありません。(著者まえがきより抜粋)

幼少期から鎌倉で育ち、今なお住み続ける著者が、愛し、慈しみ、ともに過ごしてきたともいえる、鎌倉の珠玉の美味を語るエッセイ集。
お屋敷街に佇む未来の老舗(イチリンハナレ)、自営の畑を持つ野菜のビーン・トゥー・バー(オステリア・ジョイア)、カレーもいいけれど私はビーフサラダ(珊瑚礁 本店)、今はなき丸山亭の流れをくむ一軒(ブラッスリー・シェ・アキ)、かつての鎌倉文士に想いを馳せながら(天ぷら ひろみ)……ガイドブックやグルメサイトでは絶対にわからない、鎌倉育ちだから知っているおいしさと魅力に出会える1冊。
素材が豪華ならいいというものでもない、店の内装もまた味わいの一端を担うもの、いいバーとバーテンダーに出会う喜び……著者自身の思い出や実体験とともに語られる鎌倉のおいしいものたちは、自然と「いい店」「いい味」ってこういうことなんだな、という読後感をくれる。
版画のように精緻なタッチで描かれた阿部伸二によるイラストも美しく、まさに読んでおいしい、これまでなかった大人のための鎌倉グルメエッセイ。

【著者プロフィール】作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻く文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』は版を重ねるほどに話題に。そのほか『産まなくても、産めなくても』など現代の女性が直面する岐路についての本や、食に関する『東京のレストラン―目的別逆引き事典』、鎌倉暮らしや家族のことを綴ったエッセイ『鎌倉の家』など、著書多数。

【著者紹介】
甘糟りり子 : 作家。1964年横浜生まれ。都市に生きる男女と彼らを取り巻く文化をリアルに描写した小説やコラムに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しおり さん

    大好きで憧れの地、鎌倉に長く住まわれている甘糟さん。羨ましいったらない!。ここに紹介しているお店は甘糟さんのお眼鏡にかなった、素敵な佇まいで美味しいお店。それが憧れの鎌倉のお店たるものかな、と思います。今は大河ドラマの影響で落ち着いていけないので、暫くしたらこの本に紹介されているガーデンハウスってお店に行きたいな。

  • アイシャ さん

    鎌倉育ちの甘糟さんだからこそできるお店の紹介です。りり子さんのご家族の食への豊かさが分かります。こういうご両親のもとで育ったからこそ、甘糟りり子さんが出来たんだなぁと。当たり前ですけど。ちょっと手が出なさそうな高級店もありますが、是非一度は行ってみたいなと思えるお店もいくつもあります。特に鎌倉駅西口側には是非行ってみたいお店が目白押しです。御成通りから由比ヶ浜通りに。鎌倉へは年に2回ほどしか行かない私ですら、小町通りの変わりようには驚くので(チェーン店ばかりになったなぁと)地元の方はなおさらでしょうね。

  • カッパ さん

    3歳から鎌倉に住む著者の思い出とおすすめのお店がでてきます。紹介本ではないけど。だからこそ行ってみたくなりました。

  • sweet november さん

    今まであった店がなくなったな、と思ったら別の場所で店名も変えて営業しているのが何件かあったのが収穫。 著者のことはあまり知らなかったが、お嬢様育ちであることはわかった。

  • はなもぐり さん

    鎌倉で行ってみたいお店がいっぱいできた。甘糟さんは食に詳しい上に、お店の人ともたくさんコミュニケーションを取れる人なんだなぁと思った。好きなお店はあっても中々お店の人と気軽に話すことはないからちょっと羨ましい。今は中々行けない状況だけど、江ノ電乗って鎌倉散策して外食行きたい。

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人物・団体紹介

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甘糟りり子

1964年、神奈川県生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。ファッション、グルメ、映画、車などの最新情報を盛り込んだエッセイや小説で注目される。2014年に刊行した『産む、産まない、産めない』は、妊娠と出産をテーマにした短編小説集として大きな話題を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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