ソープランドでボーイをしていました

玉井次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883929733
ISBN 10 : 4883929736
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
191p;15

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    明け方4時、布団の中で天井を見上げていた。何をやっているんだ、こんなところで…。仙台で調理師をしていた男性が家族を守るために奮闘し続けたノンフィクション本。東日本大震災で職を失い、出稼ぎを始めた50歳の新人ボーイ。いくら怒鳴られようと目標達成に向けて突き進む精神力と適応力。最後に同僚と食べたすき焼きが忘れられない。そして家族が待つ地に舞い戻るまでの日々を記す。集っては離散する人々の生き様が見えてくる。人は追い詰められると真の力を発揮する。どん底を経験すると強くなれる。明るい未来を切り拓け!と結ばれている。

  • はつばあば さん

    「額に汗してなんぼ」の時代に生まれし者は、パソコンの前に座って高額を得るなど魔法使いのように思える。肉体労働は辛いから子供には知恵をつけさせて・・と云うのが仇となった世の中。作者の実体験・・ソープランドの裏方とは昔の軍隊と同じじゃなかろうかと思ってしまう。8ヶ月余りの経験は一回りも二回りも成長させてくれただろう。家族がいて、頼られていたからこそ裏方の仕事も手抜きなくできる。地震や火事は全てを失うこともある。誠実な対応と手に職があれば・・。一攫千金なんて大臣との癒着しかないでしょ

  • kinkin さん

    ラフマニノフを聴きながら一気読み、変な取り合わせ!? 借金で失敗した著者が吉原のソープランドに働きだしてから辞めるまでのことが書かれている。今までいろいろな本を読んできたなかで永平寺の修行僧や昔の軍隊のような階級が厳しいところだとわかった。なあなあで適当にやっているわけではないのだなー。タイトルからはもっとソープランドの笑い話がたくさん書いてあるように思えるが実は立派な体験談。変な自慢タラタラや無理に取って付けたような言い回しもなく意外とさらりとした文章に好感に一冊でした。

  • おいしゃん さん

    文章の良し悪しは置いておいて、こんな頑張ってる人もいるんだなあと、不思議に力が湧く。

  • bluemint さん

    お仕事小説の一環として読んだ。知らない世界の裏方仕事には新鮮な驚きや納得性がある。東北震災で仕事を失った初老男性が、金になりそうなソープランドのボーイとなり奮闘する実話。予想とは異なり文体は軽めで爽やか。もちろん仕事は客の退室後の清掃や、接客など性格の悪い先輩との付き合いも含めハード。しかし、薄いとはいえ確かな従業員たちとの触れ合いと、まともな店長に支えられて復興しつつある故郷に職を得て帰郷する。読んでよかった。

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