救出 3・11気仙沼公民館に取り残された446人 小学館文庫

猪瀬直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094068788
ISBN 10 : 4094068783
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
384p;15

内容詳細

「火の海 ダメかも がんばる」。2011年3月11日、気仙沼。津波とともに燃え盛る重油が公民館を取り囲んだ。避難民たちは孤立無援となる。ひとりの女性がスマホの電池の残量を気にしながら打った冒頭のメールがロンドンの息子に届いた。息子は救助を求める文面を必死に考え、発信した。このツイッター140文字が「偶然という名の必然」により東京のある零細企業の社長経由で東京都副知事に繋がり、東京消防庁へのヘリが救出に飛び立った!災害救助の「永遠のケーススタディ」となるべき奇跡の物語。

目次 : 第1章 「上さあがれ!」/ 第2章 三陸の海/ 第3章 津波と笛の音/ 第4章 海が燃える/ 第5章 命の箱船/ 第6章 人生で一番長い夜/ 対談 田原総一朗×猪瀬直樹―「446人のオーケストラ」が奇跡を起こした

【著者紹介】
猪瀬直樹 : 作家。1946年、長野県生まれ。1987年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で1996年度文藝春秋読者賞受賞。2002年、小泉首相より道路四公団民営化推進委員会委員に任命される。2007年、東京都副知事に任命される。2012年、東京都知事に就任。2013年、辞任。2015年、大阪府・市特別顧問就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ☆ツイテル☆ さん

    フライヤー

  • うたまる さん

    東日本大震災時の気仙沼公民館での避難と救出のドキュメンタリー。俗に自助、共助、公助と言われるが、真にそれらがサバイブの基本であることを生々しい証言の数々で証明していた。消防署への「救助に来られないなんて、死ねっていうんですか」の物言いは、自助と共助を想定していなかった者の暴論でしかないことを肝に銘じなくてはならない。また自動車で避難しようとしていた人に死者が多く出たことも象徴的。家族と逃げられる、貴重品も運べる、早く移動できる、などのメリットに固執し犠牲になったのだ。愚直に逃げることに専念する。それだけ。

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猪瀬直樹

1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年

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