囲碁小町 嫁入り七番勝負 講談社文庫

犬飼六岐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062775830
ISBN 10 : 4062775832
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;15

内容詳細

日本橋本町の薬種商の娘、おりつは“囲碁小町”と異名を持つ。彼女の腕前に惚れ込んだ元御典医のご隠居が総領孫との縁談を賭け、おりつに囲碁勝負を持ちかける。名うての棋客との熱き盤上でうつろうのは勝機か、それともあのひとへの秘めた想いなのか。おりつが到達した境地とは。青春・囲碁小説の決定版。

【著者紹介】
犬飼六岐 : 1964年大阪生まれ。大阪教育大学卒。公務員を経て、2000年「筋違い半介」で第68回小説現代新人賞を受賞し、デビュー。’10年『蛻』が第144回直木賞候補に選ばれる。人情、ユーモア、剣戟を兼ね備えた新しい時代小説の書き手として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぺぱごじら さん

    囲碁・将棋が段位に応じて駒を落としたり手番や置き石を調節したりする細やかさは、出来るだけ面白い勝負にしたいという思いもあるでしょうが、それより『運が左右する要素は殆ど無いんだよ』という『実力勝負』宣言にも見えます。与えられた設定で知恵を絞って双方が妙手を引き出すから囲碁は面白いのだろうと考えますし、物語での囲碁小町・おりつも生き生きしています。囲碁勝負の描写(相手の狡猾さや奥深さ)に比べ日常話が少し弱めで、そこが残念ポイント。ただレベル感が凸凹でも『いい所』がきちんと尖ったお話は好きです。2013-124

  • はつばあば さん

    「ヒカルの碁」を愛読していた頃、学童に来ていた子が、学校の囲碁クラブに入っていて、教えてくれようと頑張ってくれたのだけど、私に算術、もしくは先を見る目がないのか早々にギブアップ。勝負というものは非情なものだろうが、嫁入りを賭けるなんてただのお見合い寄りもいいかもしれない(^_^;)。未婚の頃祖父が言った「結婚は一人でするもんやない。皆に祝福されてするもんや。一人でも反対があったら、その結婚はよ〜考えや」と

  • タツ フカガワ さん

    文句なしの面白本。薬種屋の娘で囲碁小町と呼ばれるおりつが嫁入りを懸けた囲碁七番勝負、と構成はいたってシンプル。同様に囲碁も陣取りゲームというシンプルなゲームだが、それだけに奥が深い。その無限の面白さを丁寧に、しかも手に汗握る臨場感に圧倒され、番外の八番目の対局には思わず落涙しました。ところで五番目の対局者市兵衛、容貌や口調はどう読んでも「ひふみん」こと将棋棋士加藤一二三九段ではないかと思いましたが、如何に。

  • Mana さん

    面白かったですね。賭け碁というのは昔あって、自分の奥さん賭けたなんて話しがあるそうです。それはともかくとしても熾烈を極める戦いというのは今も昔も変わらない面白さがあります。(^_^)

  • めにい さん

    囲碁について全く知識がないため、今一つ入り込めなかった。

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