特捜最前線2012 -爆破0.01秒前の女

警視庁・特命捜査課（通称・特命課）に属するエリート刑事たちが、その頭脳と機動力を駆使して、所轄では解決できない難事件に挑んでいく姿を描いた『特捜最前線』は、かつて10年間、全508話にわたって放送され、「本格派刑事ドラマの最高峰」として現在も高く評価されている。今、この作品が装いも新たに復活する。『特捜最前線2012―爆破0.01秒前の女』それは往年のファンをときめかせ、新たな世代にも大きなインパクトを与えるに違いない。
監督を務めるのは「平成仮面ライダーシリーズ」など、アクションと人間ドラマが交錯する作品を数多く手がけ、ヒットに導いてきた田崎竜太。脚本は長坂秀佳が担当している。オリジナル版で100本を超える傑作を手がけ、『特捜』の確固たる地位と世界観を築き上げた脚本家・長坂秀佳の登板は、当時を知るファンにとっては夢のようなニュースだろう。
特命課の刑事に扮するのは平岡祐太、神尾佑、RIKIYA、佐戸井けん太、渡辺いっけい。ゲスト主演に浅見れいなを迎える。高度な犯罪トリックと熱い人間ドラマ。オリジナル版が備えていた魅力が新作でも存分に活かされている。他にも個性溢れる豪華キャストが大挙登場する。
また、疾走する三台の覆面車など、ところどころにオリジナルへのオマージュを散りばめ、それらを一つ一つ確かめるのも今作の楽しみ方となりそうだ。
さまざまな人間模様が折り重なり、物語は衝撃の結末へ……！21世紀によみがえった、伝説の名作。ここから、新しい歴史が刻まれる!!

【ストーリー】
ある朝、渋谷の高級宝飾店を一人の制服警官が訪れた。彼女の名は、渋谷中央署生活安全課の朝比奈飛鳥（浅見れいな）。その朝比奈が突然、店内で発砲した。リモコン爆弾を爆発させると脅し、店員や客たちを人質に取った朝比奈。事件の発生を知った特命一課の刑事たちは現場へ急行する。「ジュニア」と呼ばれる若手刑事・友鷹耀介（平岡祐太）と朝比奈は、警察学校時代の同期という間柄だった。朝比奈がこんな事件を起こすはずがないと信じる友鷹は、立てこもっている彼女が不自然にかざしているスマートフォンに着目する――。
■2012年10月放送

【映像特典】
■メイキング
■予告編